• "失業"(/)
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  1. 能代市議会 1994-03-01
    03月18日-06号


    取得元: 能代市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    平成 6年  3月 定例会平成六年三月十八日(金曜日)●出席議員(二十九名)             一番    今野清孝君             二番    佐々木鉄弘君             三番    平山清君             四番    大和市郎君             五番    梅田味伸君             六番    袴田謙弥君             七番    畠山一男君             八番    柳谷 渉君             九番    藤原良範君             十番    今野藤悦君            十一番    中田 満君            十二番    大倉富士男君            十三番    戸松正之君            十四番    宮田廣雄君            十五番    相場洋子君            十六番    工藤勇男君            十七番    渡辺芳勝君            十九番    矢田部 昌君            二十番    武田正廣君           二十一番    松谷福三君           二十二番    竹内 宏君           二十三番    熊谷 健君           二十四番    塚本定雄君           二十五番    山木雄三君           二十六番    渡辺千代之助君           二十七番    斎藤正寛君           二十八番    袴田勇蔵君           二十九番    住吉新作君            三十番    宮腰 誠君    ---------------------------●欠席議員(一名)            十八番    小林幸一郎君    ---------------------------●説明のため出席した者           市長      宮腰洋逸君           助役      金田広実君           収入役     大塚慶治君           監査委員    西村 豊君           総務部長    桜田栄一君           生活環境部長  相沢東生君           福祉保健部長  安岡義則君           産業部長    伊勢 勇君           建設部長    武田 敏君           企画調整室長  塚本佐市君           総務部次長   工藤 靖君           生活環境部                   布川隆治君           次長           産業部次長   酒田鐡雄君           総務部                   斎藤憲身君           総務課長           総務部参事   坂本棟雄君           ガス水道局長  石井 清君           教育長     野中和郎君           教育次長    赤塚義勝君    ---------------------------●事務局職員出席者           事務局長    鈴木一真君           議事係長    石出文司君           主任      金谷寿雄君           主任      畠山一仁君           主任      吉岡康隆君           主事      亀田吉之君    ---------------------------●本日の会議に付した事件 日程第一 議案第二十三号 平成六年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算 日程第二 議案第二十四号 平成六年度能代市下水道事業特別会計予算 日程第三 議案第二十五号 平成六年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計予算 日程第四 議案第二十六号 平成六年度能代市市場事業特別会計予算 日程第五 議案第二十七号 平成六年度能代市浅内財産区特別会計予算 日程第六 議案第二十八号 平成六年度能代市常盤財産区特別会計予算 日程第七 議案第二十九号 平成六年度能代市鶴形財産区特別会計予算 日程第八 議案第三十号 平成六年度能代市桧山財産区特別会計予算 日程第九 議案第三十一号 平成六年度能代市と畜場事業特別会計予算 日程第一〇 議案第三十二号 平成六年度能代市国民健康保険事業特別会計予算 日程第一一 議案第三十三号 平成六年度能代市老人保健医療特別会計予算 日程第一二 議案第三十四号 平成六年度能代市水道事業会計予算 日程第一三 議案第三十五号 平成六年度能代市ガス事業会計予算 日程第一四 議案第三十六号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第一五 議案第三十七号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第一六 議案第三十八号 能代市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第一七 議案第三十九号 教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第一八 議案第四十号 能代市中小企業融資斡旋に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第一九 議案第四十一号 平成六年度能代市一般会計補正予算 日程第二〇 議案第四十二号 平成六年度能代市浅内財産区特別会計補正予算 日程第二一 議案第四十三号 平成六年度能代市常盤財産区特別会計補正予算 日程第二二 議案第四十四号 平成六年度能代市鶴形財産区特別会計補正予算 日程第二三 議案第四十五号 平成六年度能代市桧山財産区特別会計補正予算 日程第二四 議案第四十六号 平成六年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算 日程第二五 請願陳情五件    ---------------------------                     午前十時     開議 ○議長(大和市郎君) ただいまより能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は、二十九名であります。 本日の議事日程は、日程表第六号のとおり定めました。    --------------------------- △日程第一 議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第一、議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算を議題とし、前日の議事を継続いたします。歳出第一款議会費、第二款総務費について質疑を行います。三番平山清彦君。 ◆三番(平山清彦君) おはようございます。それでは総務費中、総務管理費、企画費のところを少しばかりお伺いをさせていただきたいと思います。OA化推進費として七千百万円ほど計上されておるわけでありますが、これについては大変市の財政運営が厳しく苦しい状況の中で、減額補正で歳出を切り詰めたという当局の努力については大変なものがあったろうなあと、このように思っておりますが、この平成六年度当初予算に計上したもので、今後どの程度のものが進められていくのか、一点お伺いしたいと思います。 それからいま一点は、たしかこれは去年の当初予算のときに、行革と市民サービスのためにOA化を推進すると、このような御説明であったように私なりに記憶しておるわけでありますが、五年度やって、二年目に入る今、そういうふうな所期の目的達成が計画どおりできておられるのかどうか、この二点についてお伺いをさせていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) お答えいたします。電算化の推進につきましては、平成五年度からネットワークを図るために推進してきました。平成六年度においての内容でございますけども、その前に若干、平成五年度の内容に触れさせていただきますが、これまでホストコンピューター、またオフィスプロセッサーネットワーク化の端末を設置しましてネットワークに踏み切れたわけでございます。五十五年度では三十三基、単独でも八基ありますけれども、合わせて四十一基の機器の設置でございます。ホストコンピューターは二基、オフィスプロセッサーは二基ございます。六年度ではオフィスプロセッサーをもう一基、準備することになってございます。税務関係でございます。それで五年度では、基礎となります住民情報関連を確立いたしまして、これまで住民記録関係では住民票の証明とか、印鑑登録関係では印鑑の証明とかを実施してきました。四年の一月から本稼動してございます。六年度においては、財務会計関連の作業に入りまして、夏ごろから本稼動に入る予定にしてございます。また、税務関係につきましては非常に複雑な内容でございますので、収納、消し込みも含めまして開発作業に入りまして、これは七年度から本稼動というような予定でございます。 次に、行革関連と住民対応でございますけれども、御承知のとおり、電算化の推進は新行政改革の中での効率的な市政の発展の一環として進めてきたものでございまして、先ほど申し上げました住民票の証明とか印鑑証明、このスピードアップを図りまして非常に市民からも喜ばれているのじゃないかと、こういうふうな受けとめ方をしてございます。七年度以降につきましても推進していくわけでございますけれども、国保関係とか年金関係を残しまして、大方自己処理に移動できるのじゃないかと、こういうふうなスケジュールでございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 七目の企画費に、米代川流域地方拠点都市地域整備協議会費の二十三万七千円が出ております。この中身をちょっと教えていただきたいと思います。それから、この協議会の段階で、どういう地方拠点都市づくりというものが、今準備段階で、これは職員の方が出かけていっていろいろ協議されるという費用だとは思うのですけども、そのほかに何か入っているのかということと、もう一つお聞きしたいのは、提案説明にもちょっとあるんですが、私どもが、この計画づくりにどういう意見を反映することができるかということについては、法のいろんな仕掛けの中で難しいのではないか、というふうに私は思っておるんですが、さて、これからのこの協議でどういう素案づくりになっていくかということで、これからのことについて、日程的なこととかわかりましたら教えていただきたいことと、私どもがこの問題で触れますのは、広域規約の改正と広域圏に対する負担金のところだけでして、でき上がったものしかほとんど見えないという状況なので、そこら辺の市民の意見をどうやって反映するかということの手法などについて、ありましたらお聞きしたいのです。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) お答えします。最初に、予算の二十三万七千円の内訳でございますけれども、整備協議会の総会とか幹事会がございますので、それに出席する旅費として六万二千円の計上でございます。これは大館の方に出張する総会、幹事会、それから、事務局の方の会議もございますのでその旅費と、それから県の方にも連絡上出張しますのでそれらも含まれております。それから、負担金補助及び交付金では十七万五千円でございまして、これは整備協議会への三市十三町二村の負担割合によりまして負担する分でございます。協議会の全体の予算は八十万円でございまして、そのうち能代市が十七万五千円負担すると、こういうふうな内容でございます。五年度では、大方基本計画作成の分を計上しましたけれども、あと六年度では連絡調整とか情報収集とかの関係の事務内容でございます。 それから、次に拠点の関係の基本計画のことでございますが、御承知のとおり、基本計画は今後おおむね十年を期間とする計画でございます。それで、実際、その拠点の中の事業を実施するということになりますと、各市町村が実施することになります。したがって、市町村の総合開発計画が上位計画でございますので、総合開発計画に沿った事業とまだ盛られていない事業の二つ考えられるわけですけども、盛られていない事業の場合でも、例えば能代市の場合であれば、この後の新総合開発計画の中で、それらを取り上げながら議会並びに住民の意向を反映していくというようなことでございまして、拠点の基本計画がひとり歩きするというようなそういうことではございません。沿った事業は当然そのまま進めますが、新しい事業を取り上げる場合は、この後の市の計画でいろいろお諮りしていくというような形になると思います。今回の拠点の制度そのものは補助制度じゃなくて、単独事業を実施する際の起債等の支援措置でございますので、そういうような進め方でいきたいということでございますので御理解いただきたいと思います。 それから、先ほど広域の関係の負担金のお話もございましたけれども、これはまた拠点の基本計画とは別に、現在進めようとしているふるさと市町村圏基金のことだろうかと思います。この場合は、広域単位で基金を設置する制度になってございますので、その際には、当然市の議会においても規約の改正の協議とか、あるいはまた負担金に対する予算審議とかいろいろございますので、その際お願いしたいとこう思います。ただ基金の方の事業につきましては、これはソフト事業でございまして、県北十八市町村の場合は四つの広域圏がございますので、四つの広域圏でこの前協議しまして基金を設けようというそういう段階まできたところでございますので、基金の事業についてはこれから拾い上げしていくというような状況でございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 予算のおおよそのことはわかりました。この基本計画そのものが、どういうふうに成案になっていくのか、そういう成案になっていったものが、市民並びに議会にはどのように示されるのか、また、その前に、市民並びに議会の意見が反映されるものになっていくのか、ということを含めて日程的なことをお聞きしておりますので、その点についてだけお答えいただければと思います。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) お答えいたします。成案になるまでの予定でございますけれども、当初、これを承認するのが県でございまして、県の考え方としましては、平成五年度末までに承認したいという意向で事務作業を進めてきたわけでございますが、現在、まだ国、県のヒアリング中でいろいろ指導、指示がございます。素案を叩いてもらっているわけでございます。また、あわせて十八市町村の協議も整っておりません。そういうふうな段階でまだ流動的でございますので、議会並びに住民の方にお知らせするところまでいってないわけでございますが、この後出せるような段階になればですね、配付等何らかの方法でやっていきたいというふうには思っていますけども、今のところそういうふうな状況でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第三款民生費、第四款衛生費について質疑を行います。十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 民生費三項の扶助費について、ちょっとお尋ねしたいと思うんですが、私どもで勉強させてもらった結果、扶助費の中に、五年度で計上されている項目で、六年度で三点ほどカットされておる項目があるんですが、部長の説明の中にもなかったような気がしますが、どのような処置をされて、また今後どのように対応するのか聞かせていただきたいと思うんですが。ということは、載っていないのが出産、生業、葬祭この三つが載っていないわけなのですが、どのように処置されたのか、また今後対応するのか、よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 生活扶助費の中で、前年度の項目から削除されておるのが三項目ございます。出産扶助費とそれから生業扶助費と葬祭扶助費、この三項目については実績によって、今後補正したいとこのように考えておりまして、当初では計上しておりません。よろしくお願いします。
    ○議長(大和市郎君) 十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) そうすると前年度の実績が幾らであるのか。そして今後、まあ、先ほど要望があればということなんですが、そういうふうなものが、今までそれなりに予定するというか、対応したいというような考え方をしている人方に、まあ、私どもこういうふうな形で盛っていない、漏れているというようなことで認識していますし、市民にはどのような形で周知させるのか、その辺もあわせてお知らせいただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) お答えいたします。前年度の実績は、手元に資料を持って来ておりませんので、当初予算で申し上げます。前年度、出産扶助費については十二万九千円計上しておりました。また、生業扶助費については四十九万五千円、葬祭扶助費については十二万六千円を計上しておりました。これについては、実績で補正するということでお話ししましたけれども、出てきた場合は、とりあえず扶助費全体の中で対応して、その後それぞれの項目で補正していきたいと、このように考えております。 ○議長(大和市郎君) 十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 私が今心配しているのは、そういうふうな対応の仕方を、どのようにして市民に知らせるのか、これを取ってしまってなくなったような感じがしますので、そういうふうな方法論といいますか、それを知りたいわけなんですが。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 生活保護費というのは、法に基づきまして扶助の申請がございますと、それらに該当した場合は、それを扶助していくということになりますので、いずれそういう申請があった時点で対応していくことになります。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 三款民生費の中の社会福祉費の福祉基金事業費についてお尋ねをいたします。果実運用型ということで、いわゆる財政的な基盤のないボランティア関係団体にとっては、地域福祉を高めていく上での財源的な要素ということで、非常に効果のある事業であります。そこでお尋ねをいたしますが、新年度の場合、補助申請団体数がどの程度ありまして、交付予定どの程度というふうに見積もっていらっしゃるのか。また、実際にもう補助申請なされていると思いますので、主な事業内容を教えていただきたいと思います。また、もう一つは、申請額と交付予定額とに差があるのかどうか、その辺もお願いをしたいと思います。 それと、もう一つは扶助費の問題でございますが、先ほどの十番さんもお尋ねをいたしましたが、私どもは市民からいろいろ要望がありますと、この予算書をもとにして、いわゆる説明というところ欄を見まして、こういうものがあるというような話をするのが通常でございます。法律的なことも当然、扶助費というのはこういうのがあるという一覧表を示せばそれでいいのかもしれませんが、先ほどの質問にもありましたように、項目として五年度当初載っていて、それなりの措置がなされておって、やはり実績が全くなかったとかいうような説明であればですね、私どももある意味で納得がいきますが、そういう意味で昨年度の実績を示していただきたいと思います。その上で、そのトータルな中で措置をしていくという説明であればわかると思いますので、その辺をお願いします。 それと、四款衛生費の中の公害対策費についてでありますが、新年度、新たな公害対策事業として予定されているものがあったら教えていただきたいと思います。それと、塵芥処理費の中のごみダイエットプラン事業費でありますが、その事業内容を教えていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) お答えいたします。福祉基金でございますけども、基金の運用が、利率の関係で非常に厳しい状況になっております。今回、新年度で補助を受けたいということで、申請された団体が十七事業団体がございます。いわゆる十七事業について申請受けております。それに対して、十五事業を補助したいとこのように考えております。それで、十七事業の助成要望額は九百七十三万三千円でございました。それに対して、福祉基金から生じる運用益が六百二十三万四千円しかございませんので、いろいろ事業内容等を検討しまして、先ほど申しましたように十七団体から十五団体に対して補助するということにいたしております。 それから扶助費については、今、資料を取り寄せておりますので、資料が来た時点で答弁させていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 相沢生活環境部長。 ◎生活環境部長(相沢東生君) お答えいたします。最初に環境調査の経費でありますが、本年度は二千四百五十七万七千円ということで、平成五年度の当初予算が一千七百六十八万六千円でございますので、六百八十九万一千円の増額でございます。この内容は、能代地域の環境調査費が八百七万五千円で、産廃処分場関係の調査が八百十二万六千円、大気環境監視調査が四百八十五万円、地下水の水質調査が二百四十二万七千円、事業場等の、これは環境保全条例に基づく監視調査が百九万九千円ということで、ふえておりますのは、地域環境調査の方で百八十七万九千円、産廃処分場の調査で三百八十三万四千円、大気環境の調査で百一万六千円、地下水の水質調査で六十九万五千円ばかりふえております。あと事業場の調査の方では、環境保全条例の制定に伴う調査の分が落ち込んでおりますので、その分が六十三万七千円減になっております。これでトータルで六百八十九万一千円の増であります。この調査につきましては環境関係の調査、それから水質調査につきましては、今回水質基準が改正になりまして新たに十五項目が追加されましたので、それの全部の項目について調査をやると、こういうことで計画をしております。それから産廃処分場の方の調査につきましては、項目については去年やったものと同じですが、回数をふやすということと、産廃処分場関係の水質調査についても項目をふやしてやりたいとこういうふうに考えております。 次に、ごみダイエットプランの方でございますが、ごみダイエットプランの事業の中身は減量、分別徹底の事業として三百三十万九千円、これは自治会に対する清掃用具の配付だとか、転入者に対する指定袋の配付、ごみステーション看板の作製等でございます。次に資源物の回収ですが、これは三百三十三万四千円で、従来の市民団体に対する報償金制度と毎月二十九日に実施しております古紙回収の事業を計画しております。また、クリーンアップごみゼロ運動ということで、能代クリーンアップ運動、官庁街の落葉の清掃運動などの経費が十七万三千円。それから、コンポストの購入費の助成につきましては、二百五十万円を計上してございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 資料が届きましたので、平成五年度の出産扶助については、ゼロになっております。葬祭費については、件数は出てないんですけれども二十八万八千円です。それから生業扶助については、六十七万三千円の扶助をしております。 それから、新年度取り上げました十五事業の主なるものを申し上げます。のしろであいのコンサート実行委員会に対するであいのコンサートの補助金、社会福祉協議会で実施いたしますひとり暮らし老人の訪問活動事業に対する助成、ひまわり号を走らせる実行委員会に対する助成、民生委員協議会が実施しております地域老人お楽しみ会に対する助成、老人クラブ連合会が行っております老人クラブ連合会シンポジウムとか花壇づくりに対する助成、能代山本福祉総合エリアを守り育てる友の会に対する助成、声のボランティア実施団体に対する助成、まあ、十五事業を全部挙げればいいんですけども、主なものはそういうことでございます。よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 福祉基金についてでありますけども、大体わかりました。かなりの団体から要望があって十七団体のうち十五団体に交付をするということで、ほぼなるべくそれぞれの団体の希望に沿うような形にはなっていると思いますけれども、一応念のために、補助申請を受けてからいわゆる交付決定に至るまでのその決定の仕方といいますか、どういう部門でどういうふうに検討されているのか、それが一点です。それと、多分詳細は御存じないと思いますが、私、今聞いた社協でやるひとり暮らしの訪問活動というのは、多分高校生のふれあい弁当のことかなあと思うんですが、これは申請団体の関係によると思うんですが、私、これ去年とどうも申請団体が違うんじゃないかなあと思うんで、その辺で何かいろんな教育的な指導と言えば申しわけないんですが、そういうものがあったようなうわさもありますので、その点を一応確認をしておきたいと思います。 それと、今の扶助費の件なんですが、出産扶助の方は、当初五年度の場合計上されていたのが十二万九千円、それに対してゼロ、まあ、この辺は理解はできますが、葬祭の場合十二万六千円計上してて、実際二十八万八千円の実績があるわけですね、生業の場合も四十九万五千円当初計上してて、実際は六十七万三千円ですか、実績があるわけです。それでやはり私も十番さんと同じで、そういう実績がありながら説明の事項にそういうものがしっかり載っていなくて、これからそういう要望があれば対応していきたいというのは、どうも市民にとっては、私不親切なやり方ではないかなあというふうに思います。まあ、これはこれとして、その点やはり先ほどの十番さんと同じで、市民の方にわかりやすいように、要望があった場合とか問い合わせがあった場合にやはり周知を図っていただきたいというふうに思います。以上の点についてお願いします。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) お答えいたします。福祉基金の助成については、実施団体の実施時期というのもございますけれども、なるべく早く補助申請を正規にしていただきまして、早期に交付していくと、こういう考えでございます。 それから、お年寄りのひとり暮らし老人訪問のふれあい弁当事業でございますけども、実はボランティア団体リーダー講習会という形で昨年までやっておりました老人家庭の一泊交流がございます。それから社会福祉協議会でやっているひとり暮らし老人訪問活動ふれあい弁当というのがございまして、内容が同趣旨という考え方がありましたので、これを統合いたしまして社会福祉事業協議会の事業で取り上げていただくということにいたしております。 それから、今の扶助費の関係でございますけども、全体の扶助費の中で、当然出てきた場合は対応していくということになりますけども、それぞれのケースワーカーが担当している被扶助者のケース記録を常に訪問しながら把握しておりますので、それによってこういう出産、あるいは葬祭、生業等出てきた場合は、法に基づいて対応していくということになります。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 聞いていることにやっぱり答えてもらえないと質問されないので、一応議事進行をかけさせていただきます。 さっき言ったのは、福祉基金の場合、補助申請を団体から上がるでしょう、決定するでしょう、その決定のメカニズムというか、どういう組織でどういうふうに決定するかということを聞いているわけですよ。それと、今の扶助費の場合も、予算はこうなっているんだけども、やはり市民に誤解を招けばだめだからその点の周知、載っていないところをどうするのかということを聞いているんで、そういうやっぱり聞いていることに答えてもらえないと、こっちは次の質問ができないのでお願いします。 ○議長(大和市郎君) この際暫時休憩いたします。                      午前十時四十分   休憩    ---------------------------                      午前十時五十一分  開議 ○議長(大和市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一番今野清孝君の質問に対する当局の答弁を求めます。安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 最初に生活保護費の方から御答弁いたします。生活保護の扶助については、生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助とこの七つの扶助項目がございますけども、今回当初予算に計上していない三つの扶助については、別に扶助制度がなくなったものではございませんので、当初の予算項目には載せておらなかったんですけども、事業を進める中では市民の皆さんに御迷惑をかけないようにしていきたいと思っております。また、民生委員の方には、この生活保護についてはいろいろ御協力いただきながら進めておりますけども、その席上でもこういう扶助があるということはお知らせしておりますが、今後持たれる会合の際でもさらにこういう制度があるんだということを引き続き民生委員の方にも周知してまいりたいと思っております。 それから、福祉基金についてはどういう申請から決定までのメカニズム、手続かということでございますけども、市ではまず、新年度のこの福祉基金の利用について希望があったら申請してほしいということで、広報で一応周知を図りました。それから前年度まで申請しておりました各団体については、引き続き事業を行って助成を受けるかどうかという申請のためのお知らせをしております。それで各要望がまとまった時点で、福祉基金から生ずる果実と助成額の調整を図りながら、最終的に庁内で検討して助成団体と助成額を決めておると、こういう手順で予算計上いたしております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) よくわかりました。福祉基金の関係ですけれども、確かに社会福祉協議会も社会福祉法人でありますので、民間の団体だと言うことはできると思います。ただ、まず本当の意味でボランティア関係を中心とする純粋な民間団体に幅広く福祉基金というものを、まあ、果実運用型でございますので、その趣旨からして民間団体の方に、できれば手厚く今後いろんな形で助成をしていただきたいという要望と、もう一つ、扶助費の方もよくわかりましたので、周知の方はよろしくお願いします。それと、これも要望ですが、来年度当初予算の場合には、できればきょうのような誤解を招かないように、金額の多少は別として、やはりわかる形でそういう提示をしていただきたいということを要望しておきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) お答えいたします。先ほど民間団体を主体にということでございますので、ぜひそういう形で、せっかくのボランティア活動でございますのでそういうボランティアの育成もしていかなければいけませんので、そういう方向で今後取り扱っていきたいと思います。なお、今問題になりましたひとり暮らしの老人家庭の訪問でございますけれども、これについては民間の団体と社会福祉協議会で十分お話しいただいて、協議会で取り扱うということで双方納得の上で決まった事業でございますので、よろしく御理解願いたいと思います。 扶助費については、要望事項についてよくわかりましたので、来年度そういう方向で計上していきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十四番宮田廣雄君。 ◆十四番(宮田廣雄君) 環境衛生費の中に、墓地経営許可等事務費のとありますけれど、墓地経営許可というところは、これから新たに墓地をやるのか、それとも今までのをさらに新しくやらせるのか、この中身についてちょっとお知らせ願います。 ○議長(大和市郎君) 相沢生活環境部長。 ◎生活環境部長(相沢東生君) 墓地経営許可等事務費のことでございますけども、墓地の経営許可については、県の委託を受けまして市が事務処理をしているものでございます。基本的には新しく墓地の経営許可の届け出のあったものについて、市の方で事務処理をするとこういう事務内容でございます。 ○議長(大和市郎君) 十四番宮田廣雄君。 ◆十四番(宮田廣雄君) そうすれば今までの墓地の経営者の場合には、そういう申請がなかったのかどうか。それと、ついでに、もしあったら納骨堂の方の許可もこれに入るかどうか、ちょっとお知らせ願います。 ○議長(大和市郎君) 相沢生活環境部長。 ◎生活環境部長(相沢東生君) お答えいたします。墓地の経営、それから納骨堂の経営についてでありますが、法律で定めておりますのは墓地の経営をするということと、それから墓地の廃止をするということ及び納骨堂の経営をするということと三つに分かれると思いますが、これまでの状況を見ますと、当初墓地の経営について管理者を決めて届け出をしてやっている方がおりますが、ただ、その代がわりといいますか、そういうように住職がかわった時点で、改めて新しい人の名前で届け出をしていないというようなところもあるようでございます。これについては一応仏教会の方にお話をいたしまして、こういう手続で法律ではやることになっていますので届け出なり、代がわりでそういう手続をしていないものについては届け出をしてくださいということでお話をしております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第五款労働費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第六款農林水産業費、第七款商工費について質疑を行います。七番畠山一男君。 ◆七番(畠山一男君) 農業振興費の関係で、あきた戦略園芸産地育成事業費補助金として二千百六十三万円、これを予算計上しているわけであります。この関係につきましては複合経営の推進及び野菜産地の一層の拡大を図るため、平成六年度から平成八年度まで三カ年事業の中で流通施設、省力化施設、そして作柄安定施設、これを総合的に整備をするというふうなことでこの事業に取り組んだわけであります。これは県、それから市の補助を合わせて約四分の一を持ちながら二億円の大変大きな事業でありますんで、やはり足腰をしっかり落ちつけながらこの事業の成否をかけていくというふうな決意がなければならないと思うわけであります。それで当初の六年度でありますので、この関係での事業の年次計画、それから事業内容等について、もしこのことについて把握しておりましたらお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。あきた戦略園芸産地育成事業の関係についての年次計画並びに事業の内容についての御質問でございますが、事業の年次計画につきましては、六年度から八年度までの三カ年の計画で、総事業費約二億円で流通施設、省力施設、作柄安定施設等を整備するというようなことでございますが、事業の内容につきましては、平成六年度におきましては総事業費約五千万円で、流通施設としてネギの自動結束機とニンジンの選別機、省力施設としてはキャベツの移植機と畑作管理機、作柄安定施設としてはミニトマト用のハウス、キャベツの畑作防除機、花卉の暖房機を整備するというような計画になっております。七年度におきましては総事業費約一億円で、ミニトマトの選別機、冷蔵コンテナ等もということでございます。それから平成八年度におきましては、これも約五千万円で枝豆のもぎ取り選別機、ハウス施設、冷蔵コンテナ等を整備するというような計画でございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 七番畠山一男君。 ◆七番(畠山一男君) 年次計画と事業内容につきましてはわかりました。この事業の関係につきましては、今までやってまいりました大型園芸とか、そういう事業の関係の整備をするというふうな方向性を持っているわけであります。確かに事業主体がJA能代市でありますから、そういうことで、まあ、市と一体になりながらやるわけでありますけれども、例えば、これに参画をする農家の方の募集といいますか、周知方といいますか、こういうものについてはどういう方向でやるのか、その辺のところをどのように把握するのかお知らせを願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) この事業への参画の農家への周知方をどういう形で行うかというような御質問のようでございますが、農協におきましては臨時会で事業の取り組みを決定しておりまして、昨年の十一月十五日には野菜部会の役員会を開催してございます。さらには十三のそれぞれの作物部会の役員会を開催しておりまして、主要な野菜生産部落九部落、それから集落説明会等を開催しておるというふうに伺っております。以上のほかに周知徹底を図るために、野菜部会の会員というのが約六百人ほどおるというようなことでございますので、その方々に農協としては文書でもって通知をしておると、このように伺っております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 七番畠山一男君。 ◆七番(畠山一男君) 中身がよくわかりました。先ほど言いましたとおり、大変大型の事業でありますので出発からきちっとやはりやっていかないと最後に何が残ったかというと、流通、省力、作柄安定の関係についても施設だけ残ったというふうな形にならないように取り組みを強化していただきたいということを要望申し上げまして終わります。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。六番袴田謙弥君。 ◆六番(袴田謙弥君) 六款、一項、六目の緊急復田対策事業補助金、それから能代地区開拓地整備事業費、これらの項目がありますけれども、復田の全体構想といいますか、どういうふうな規模でどのようにお考えになっておるか、まあ、その中身になると思いますが、対象の農家戸数は大体どのくらいなものか。さらに、地域的にはどういうふうな広がり、どういうふうなところに特徴があらわれておるのか、具体的に補助の内容、どういう手法で補助していくのか、その辺お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。復田の関係でございますが、まず、この復田をする場合のいろいろな採択の基準というものがあるわけでございますが、緊急復田の場合から申し上げますと、受益面積が二十アール以上で一ヘクタール未満であること、転作または自己保全管理の行われた水田であること、それから市町村及び事業実施地区における転作等目標面積の達成が確実に認められること、というようなことが採択基準というようなことになっておるわけでございます。概要を申し上げますと、整地、畦畔整備、用排水路整備に対して県では四〇%を補助しますし、市でも一〇%の補助をするというようなことでございます。平成五年度におきましては十三地区で実施しております。平成六年度では九地区の予定で、合計二十二地区で実施するというようなことでございます。補助の内容についてというようなことでございますが、補助の関係では国庫補助事業というものと県単事業の補助というのが二つございます。これをもう少し整理してみますと、一つには、国庫補助の場合には小規模土地基盤整備事業と水田緊急整備事業があるというようなことで、補助率が二分の一だというようなことで、これは国庫補助ですね。先ほど話をしたような関係でございますが、県単事業としては県単小規模土地改良事業と緊急復田対策事業というようなことで、これにつきましては県単小規模土地改良事業は受益面積が一ヘクタール以上で、補助率は県が三〇%、市が一〇%以上ということになっておりまして、事業主体につきましては土地改良区、市町村、農協等というようなことになってございます。それから緊急復田対策事業というのもあるわけですが、受益面積が二十アール以上で県補助が四〇%、市は一〇%補助するというようなことの内容になってございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 六番袴田謙弥君。 ◆六番(袴田謙弥君) ちょっとあいまいな感じがしますので再度お尋ねしますが、まず全体の対象戸数、これはおわかりだと思いますので、それが一つですね。それから地域的に偏っておるのかおらないのか、地域的にはどうなっておるのか。それから県や国のそれぞれの補助が出されておりますけれども、一〇〇%に満たない残りの部分については農家が負担するのか、あるいは農協とか、そういう補助があるのかないのか、その辺もお尋ねしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。全体の戸数はどれくらいかというような一つ目の質問でございますが、これはその事業の内容によって違ってくるわけでございますが、全体戸数というようなことでなくして、こういうふうな事業を行いたいという農家があればその地域でやるもの、あるいは二人、三人で一緒になってやりたいというようなさまざまな形がありますので、全体の戸数云々ということについては、その年度年度で私どもはこういうふうにやりたいということが出てくればやるのであって、全体の戸数ということは決められてないというように感じております。緊急復田対策事業というのは県単事業であるわけですが、これは今まででは地区数では二十二地区、事業費としては六百三十四万円、面積にすると十四・七ヘクタール、受益戸数は四十五戸というような形になってございます。地域によって偏っておるかというようなことでございますが、これは開パの方の関係と、あるいはまた常盤地域とかというようなことで五年度はなっておりますし、六年度においては浅内地域も入ったりして、それから常盤地域も入っておるというようなことで、地域に偏っておるというようなことではないけれども、全体的にこういうふうな事業を実施しておるというように言えるかと思います。あと補助の内容につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。 自己負担につきましては先ほど話をしたように、県あるいは市でも補助しておりますが、まず五〇%ぐらいは自己負担ですよとこういうふうな形になります。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 六番袴田謙弥君。 ◆六番(袴田謙弥君) 私の計算違いですか、一〇〇%に満たない、残余の部が五〇%ぐらいというお話しですが、五〇%ですか。自己負担が五〇%ぐらい。それから復田の場合は農家単独の場合も該当するとこういうことだと思いますが、そのとおりですか。以上です。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 補助の内容についてのことでございますが、先ほど話をしましたように、県の補助が例えば四〇%、それから市が一〇%ということになると、地元負担といいますか、その事業のさまざまな形がありますので、その地元負担が半分の五〇%だとこういうふうなことでございます。それから個人でもできるのかというようなことでございますが、これは農協だとか、さまざまな共同施行のような関係、それから場合によっては二、三人で組んでやるとかというふうなことで、個人としてのはやっておらないというようなことでございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十三番戸松正之君。 ◆十三番(戸松正之君) 農業振興費中、第一点、地域米消費拡大総合対策事業費についてお尋ねします。この事業内容の中で米の問題でございますけれども、地元能代米の消費拡大を図るという意味もあると思うんですが、この点についてまず一つ確認しておきたいと思います。第二点、地域農政推進対策事業費についてでございますが、これは昨年成立した農業経営強化促進法に基づいてこの事業がなされると理解しております。私のこの今話ししたその背景の中でこの事業が展開なされるものかどうか、この点です。二点です。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 地域米消費拡大総合対策事業というのの目的から申し上げますと、地域住民が一体となって米消費拡大を推進するために、米を中心とした日本型の食生活の改善定着を図るということが目的であるわけですが、農協と市といたしましても毎年生産者と消費者の集いというものをやっておりまして、そういう形の中で事業を展開しながら、多く米を食べてもらうというような活動を展開しておるというようなことでございます。 それから、地域農政推進対策事業費の百万円のことでございますが、この目的につきましては、私から言うまでもなく、農村、農家をめぐる状況というのは大変厳しいわけでございますが、その変化に対応して経営感覚にすぐれた効率的、かつ安定的な農業経営を育成するというようなことで、そのような経営体が生産の大宗を担うところの農業構造の確立を推進するためにはやらなきゃいけないと、農業経営基盤強化促進法に基づきまして、市における農業経営基盤強化の促進に関する基本的な構想をやるんだと、これは戸松議員もおわかりのように、そういうふうな形で推し進めるというようなことでございます。 ○議長(大和市郎君) 十三番戸松正之君。 ◆十三番(戸松正之君) 趣旨は十分理解させていただきました。それで皆さん御心配になっている米の課題はこういう時代で大変なことでございますし、先ほど御説明のあった事業展開の中で、地元の米を消費者がぜひ食べたい、つまり契約したいとこういう要望が、電話その他、御案内のとおり、二月二十八日の市、県の会議の席上におきましても随分要望があったし、そのようにしたいという、こういう願いがありました。したがいまして、現在の食管法の中で特別栽培米という一つのきっちとした、そしてまた、現在他市町村でも生産者、そしてまた営農グループ、民間団体でも真剣に取り組もうとしております。したがいまして、この特別栽培なるものに対するお考えがありましたらお尋ねしたいと思います。 第二点目、今までの農業振興計画なるものはそれなりの成果はあったと思うんですが、先ほどあえて法案成立の背景を確認させていただいたのは、この特徴は市民が心配しております地域の特性をいかに立案しながら営農類型、その他計画策定するかという、しからば本当にこの言葉をかえて言いますならば、まあ、大きい言い方ですが、地方自治体の本質を問われるというくらい大事な計画立案を私は期待しておるものでございます。したがいまして、従来の法案の背景にあった企画するメンバーだけでは私はどうしてもアイデアが出ないと思います。したがいまして、特に学識経験者、計画策定に際しての、まあ、協議会になるか委員会になるかわかりませんけども、ぜひメンバーに加えてほしいという要望でございます。二番目では要望でございますので、もしできたらその点を御答弁していただければありがたいと思います。以上。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 二つばかりの、要望も含めてでございますが、御質問のようでございます。一つは、特別栽培米というようなことのようでございます。この米の不足の中で、地元の米を食べたいという声は、私も聞いておりますし、昨今のテレビ、新聞紙上で相当この声は強くなっておるわけでございますが、一般質問でもお答えしておりますように、普通に販売される米は国の一元管理で販売されておるということは、市長からも前に言っておるわけでございます。しかし、特別の方法で栽培された米を一定の条件のもとに生産者と消費者が契約を結んで食糧事務所の承認を受けたものについては、特別栽培米として直接取り引きを行うことができるということになっておるようでございます。現在能代市内におきましては二人の農家の方がこの承認を受けまして、消費者と契約を結び特別栽培米として供給しておるというようなことが、私どもの調査でわかっております。この特別栽培米は、あくまでも個人と個人の契約によるものでありまして、行政及び農協、あるいは集荷業者というのは中に入れないというようなことでございまして、まあ、そういうふうな食糧事務所の話だわけでございますが、能代市では有機米の栽培を行っておる農家や団体もいることでもあり、特別栽培米としての取り組みが可能でもありますので、こういうふうなことにつきましてはそういうふうな関係者に周知をしてまいりたいものだと、このように考えておるわけでございます。 それから先ほど私の申し上げましたことについての農業の基本構想にかかわる内容につきまして、学識経験者をメンバーの中に入れてもらいたいというような御要望のようでございますが、この御提言のとおり、私どもはなるべく学識経験者の中に農業に精通した、あるいは精通した学校の先生であるとか、農業の指導の立場にある人、これは男であっても女であってもそういうふうな指導の立場にある人は入れていきたいものだというようなこと、それから先ほど要望の中にありましたように、またこれからは女性がいろいろなメンバーの中に入っていかなければといういろいろな話もありますのでこのメンバーの中には消費者、あるいは女性も入れるというようなことが今後の課題と思いますので、そういうふうな形で検討してまいりたいと、このように思っております。 ○議長(大和市郎君) 十三番戸松正之君。 ◆十三番(戸松正之君) 食管法の根幹に触れるという感じも特別栽培米にはなきにしもあらずですが、現実にどういうふうな動向になっているか、前向きの気持ちで取り上げていただきたいという要望なんですが、これのたぐいは、テレビでも御案内のように、先般、八郎潟の件が出ました。で、カントリーの社長は高野さんという人なんですが、お尋ねしますと、あそこは現在の面積が、特別栽培面積が五百町歩、そしてまた、確かに部長さんがおっしゃったように二人ということも私は承知しています。ただ、実際それのルートに乗れるような状況が、そしてまた関係機関で取り組もうとしている事実を踏まえまして、私の資料によりますと、能代市ですと約六十町歩くらいが可能だなという推定です。そしてまた、もう一つは、隣村でもそれに取り組もうとしています。そしてまた、行政ではちょっとできないじゃないかなあというような私の聞き取り方ですが、私の資料によりますと国の事業を導入しながらやっている自治体もありますので、前向きに、時代はそこまで意識がきていますのでお願いしたいということを要望しまして終わりたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 皆さんに御迷惑をかけては大変ですので、簡略に質問します。七款、一項商工費、二目の商工振興費の中に、どうしても通過していけない部分がございますので。浅内鉱さい堆積場利活用促進対策費が二十五万円計上されておるわけなのですが、具体的に聞きます。今まで懇談会、それから講師を招いての講習会、そして去年の北羽新報に掲載されましたああいうふうな事業の記事、まあ、事業といいますか、要望といいますか、そういうふうなことは私どもも認識してはおりますので、そのほかに今まで何か経過がございましたらお知らせいただきたいことと、今後どのように対応されていくのか、それをお知らせいただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。浅内の鉱さい堆積跡地の利活用の関係の御質問でございますが、今まで三つのことを県から話されたことはありますが、それ以外に他の計画があるかという御質問のようでございますが、今のところその他の計画というのは、県も今のところ持ってないようですし、私どもこの地域にある能代、あるいは八竜町の中でもいろいろやっているわけですが、現在のところは新たなる計画というようなその他のものというのはないのであります。それから、今後の対応というようなことでございますが、このことにつきましては今お話し申し上げましたようにまだ具体的なものがないので、本来であれば一年ぐらいの中でこれはもう会議も終わって、実際活動していくというような形でありましたが、こういう状況にありますので、特に私ども県ともいろいろ協議しながら隣の八竜町とも相談をしながら、もう少しこれを具体的なものをもう少し長い目でじっくりやっぱり検討していく必要があるのでないかというような観点から、六年度につきましても二十五万円ではありますが、予算措置をしたいものだというふうなことでやっておると、こういうふうな状況であります。 ○議長(大和市郎君) 十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 三点のほかに何かやっておりましたかと聞きましたので、それはそれ以外になかったということですね。それで確認します。そうすると私がここに席を置いてもうちょっとで三年になるわけなんですが、その当時からこの問題に対して関心を持ちまして、そして一番さんとかけ合いしながら、あるいは皆さん方の協力を得て理解させていただいておるわけなんですが、一向に取り組む姿勢が見えないと。去年、おととしですか、市民の要望を、アンケート調査をし、あの利用方法に対してどんな利用方法がいいのかということのアンケート調査の結果も出ていますし、その後いろいろな答弁、あるいはいろいろな機会の中で、土地は逃げないと、そのためにじっくり検討しましょうということを繰り返している中で、あそこら辺の周辺の環境がどんどんどんどん変わっていっています。現に養鶏場なるものの進出もございますし、また市当局としてもあそこを観光地化したいということで、るる施設をつくったり、あるいはパンフレットをつくって宣伝しているわけでございますが、そういうふうな中で、あそこにあのぐらいの魅力ある土地がある、それをじっくり、ただ土地だけ眺めていくというようなものだとすると余りにも策がなさすぎるのではないかなというような気がしております。ただ、財政的に大変困難だという話もされまして、しかし当然民活の利用をするんだということで、まあ、その答えはこのとおりリゾート開発がそれぞれバブル崩壊で撤退したり事業を中止したりしておりますが、現にそれに対して社会がみんなそういうふうな事業所ばかりでないので、新たに進出計画を出して、いろいろ要望を出している事業所もあるやに私方も聞いておりますので、そこら辺のもうちょっと前向きな姿を、あるいは検討するような方向づけがないのか、再度お尋ねさせていただきます。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。今野議員さんの方から、取り組む姿勢が弱いのでないかというようなことでございますが、そういうふうなことじゃなくして、私どもは地域も含めて県と一体となって真剣に取り組んでおるわけでございますが、御承知のようにこういうふうな世の中の情勢になっておりますのでなかなか、まあ、前にはかなりの数のものがあそこの場所を利用したいということがありましたけども、最近はもう鳴りをひそめておるというようなことは私から言うまでもないわけでございますが、いずれにいたしましても、懇談会の方向といたしましては、今後県を交えて跡地の利活用の方向づけを検討していかなければならないが、バブル経済崩壊で民間の投資意欲が減退している時期だけに方向づけは時間がかかるものと考えておると。いずれにせよ事業主体が県であるだけに、浅内の鉱さい堆積場の跡地利活用の促進につきましては、懇談会の中で方向性を見出すとしておるけれども、県としては土地の譲渡を含めた民間デベロッパーとの総合調整をしていくというようなことで、私どもこの地域としては県には強く今も要望しておりますし、今後も強く要望してまいりたいものだと、このように考えております。 ○議長(大和市郎君) 十番今野藤悦君。 ◆十番(今野藤悦君) 私どもの地域には、まあ、私の理解度が足りないのかどうかわかりませんが、能代市では手を下せない、あるいは許認可権のない、そういうふうなものがたくさんございます。というのは、言わなくともわかるとおり産廃場であるし、跡地利用も県のものだと、そしてし尿処理場、そういうふうなものもあれやこれやと、さらに今回の養鶏場の問題でも国の問題云々ということで、非常にその事業が難しいのか、あるいは規則がどうなのかわかりませんが、どうしても市の行政の積極さというか、あるいはやる気がないということは言いませんが、そういうふうな前向きな形が地元には見えないということで、今も申し上げましたように。そうしますと一つ確認させていただきますが、もし、当局でそういうふうな景気の動向で事業所がないと、あるいはこうこうだというような説明がございましたので、民間、あるいは地元でそういうふうな積極的な事業所があるとすると、それを机上に出していただいて、皆さんに事業として検討していただけるのか、それだけひとつお知らせいただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。民間で事業所がこういうふうなものがありますよというようなことであれば、それを検討する余地があるかというよう御質問のようでございますが、今までも地域からそういうふうな何かいいものがあるとすれば私ども吸収したいというようなことでやってきておるわけですが、そういうふうなものが民間サイドで上がってくれば県ともども検討を加えながらやっていくことは当然のことでありまして、ただ県としては今までもやりたいというのはあったけども、内容をやっぱり十二分に精査をしておるのが現実でありましたので、私は何もかも全部それがすぐあそこで利活用できるということは問題あるかもしれないけれども、そういうふうなのがあるとすれば当然テーブルに上げていただいて前向きな姿勢を示すべきじゃないだろうかと、このように思っております。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 簡潔にお伺いします。六款、一項、三目農業振興費の中で、ことしの水田営農活性化対策事業というのは非常に難しい問題を抱えながら、市長名による転作の配分が行われました。そういうことで、いろいろ農家の方々がこういう米の不足の事態を受けながら現場ではどうしようか、ということになっているわけなんですけれども、そこでひとつお伺いしたいのは、まず一点は、復田の希望をとったところ二百四十五ヘクタールの希望があったと、国の補助事業として八十五ヘクタール、県の補助事業として十五ヘクタール、残りの百四十五ヘクタールの希望者はどういう形になったのか、そこを事業が何かあるとか、あるいは市でどうしたとか、そういうことがあればひとつお知らせいただきたいと思います。 それからもう一つは、復田というようなこともありまして、関係農家の方々は、一律配分されてくるのではないかというような希望を持ちながらいたわけですね。ところが傾斜配分になったということで、実は復田した人方は意欲的な人というふうに見るのでしょうか、見たのでしょうか、その方には復田の二分の一だと、やらなかった人は一%だと、こういう傾斜配分によってかえって混乱が生じているようなことなんですね。そして実は、それぞれの共同班のところで説明会をしていただきたいと市の方に御要望申し上げたら、あるところでは、忙しくて行かれないということがあったそうです。これではことしの営農をどうするかということになるわけで、もうちょっとわかりやすいというか、この周知の仕方といいますか、それでやっぱり農家の方々が混乱しないで営農できるような、そういうやはり事業を展開していただきたいわけですけども、これについての御答弁をお願いします。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 一つ目ですが、今回の減反関係で率直に言うと、残りの百四十五ヘクタールについてはどうなったのかというようなことのようでございますが、今回の減反問題につきましてちょっとお話し申し上げさせてもらいますと、能代市の緩和面積というのは実質二百十六ヘクタールであったわけです。これは国からの緩和策というようなことで国に基づいてやったわけですが、いずれにいたしましても、実際はその復田の希望面積は二百四十五ヘクタールあったわけですね、それがまず実質二百十六ヘクタールというようなことでありますが、これらのことについては、前にも述べてあると思いますが、幹事会を経て、協議会をさらに経て、今回の配分が決定されまして、結果的には、復田または肩がわり等により水稲作付をして稲作を拡大する農家には、優先的に緩和を行うというようなことで、幹事会、協議会、それから班長会議なんかでもって説明をしながら理解をしてもらってやったという経緯があるということでございます。 それから二つ目の説明会に忙しくて行けなかったと、周知の仕方がまずかったのじゃないかというような御指摘のようでございますが、私は、班長会議のときも行ってあいさつをさせてもらって、いろいろ状況を見ておりますが、班長さんの方々は、今までもう何年もやってきております経験者でありまして真剣に聞いておりました。そして質問をしておりました。それで経過についてわからない、どうしても理解のできない点があるとするならば、いつでもお伺いして説明に入りますので、よろしくお願いしたいということでまとめたわけですが、その後、担当の農林課の方にやはり班長さんの人方が来たりなんかして、いついつの日に来ていただきたいというようなことで、昼夜分かたず説明に入っておるのを、私は見ておるわけですが、今ほど話がありましたような、忙しくて行けなかったというのは今まで私は聞いておりませんが、そのようなことがあるとすれば、まことに遺憾なことでございますので、そのようなことのないように指導してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから百四十五ヘクタールの補助を受けない人方はどうするのかというようなお話でございますが、これは一般転作と他用途米の関係のことがありますので、こういうふうなときは個人の中でもって、例えば今回の場合は、一般転作と他用途米の関係もあるわけですが、昨年までですと一般転作と他用途米というものを完全に切り離されておりましたが、六年につきましては一般転作でやって他用途米でなくてもその分のものを消化できれば、消化できますよというようなことがありますので、その与えられた形の中でやるとすれば、一般転作と他用途米でもいいし、また一般転作だけでもその状況の中でやれればいいし、他用途米でもできるということになりますので、その形の中で今回は百四十五できない人方の中ではそういう方向の中で自分方で検討してやっていくのではないだろうかと見ております。今のところ内容について私把握しておりません。要するに百四十五ヘクタールのことについては、この前の配分の後には私どものところに直接申し込みは来ていないというように御理解願いたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) 一番目の質問についてはお答えをちゃんといただきたいので、今のお答えだと全然別の話をされていますので、よくわかりません。 それから二番目の問題で、傾斜配分によってかえって混乱を来しているのではないかということを前提にして、あなたは班長会議に行ったかもしれないけれども、共同班のとろこで、ことしはいろいろ難しくてよくわからないと、ぜひ来ていただきたいと言ったら、まあ、昼夜を分かたずやっていることはそうでしょうけれども、忙しく行かれないというので、その会が今月末の転作どうするかという最後のところまできているでしょう、農家だって計画を立てようとしている段階なんですから、そのときにどうすればいいかということでお願いしたのに、そういう門前払いみたいにして、全然あとないと、あなたは班長会議に行ったかもしれないが、そこからまた共同班でやったときのそういう事例があります。まあ、ここでは言いませんけれども。そういうことではちょっとまずいんではないかということなので、そこの点についての心構えでもいいんですけれど、あればお聞きしておきたいわけです。 それから一番目の答えはどなたか答えれる方が、ちゃんとしていただきたい。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。今のこの百四十五ヘクタールの関係でありますが、もう一度お話し申し上げたいと思います。能代市の緩和面積は実質は二百十六ヘクタールということですね。このことを受けまして先ほど話をしましたように活性化協議会の幹事会を開催して、今後のことを検討したということで、国の意向を踏まえてさらに詳しい復田調査を行って配分の方法を少し検討すべきだというようなことで、十二月三日には各農家に対しまして、今年度の転作確認をやっておる写しを配布して、詳しい復田希望面積の調査を行った結果、二百四十五ヘクタールの希望となったというようなことでございます。先ほど申し上げましたようなそういうふうな形の中で、復田または肩がわり等により水稲作付をし、転作拡大する農家に優先的に緩和するというようなことでやったわけでございまして、その後百四十五ヘクタール云々の関係のことについては私どものところには来ていないと、これをぜひともしたいとかしたくないとかというのは来ていないと、そういうふうな私ども農家からの確認を取って再度やったもんですから、それ以上のものは来ていないと、このように理解していただきたいと思います。 それから説明会の周知の仕方でございますが、私先ほど話をしたように、忙しくて行けなかったというようなことが事実だとすれば、やはり担当者がもう少し物の言い方があったのでないかという感じもしますし、内容をちょっと調査してみますけども、そのようなことが今後ないように、またあったとすれば今後は二度とそういうふうなことのないように、そして行けなかったとするならば、そこの所にはいち早く行って説明会をさせてやるとか、そういうふうなことを指導してまいりたいと、こんなふうに思っております。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君の質問の一部を残して、この際休憩いたします。 午後一時会議を再開いたします。                      午前十一時五十七分 休憩    ---------------------------                      午後一時      開議 ○議長(大和市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 歳出第六款農林水産業費、第七款商工費に対する十五番相場洋子君の質疑を継続いたします。伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 午前中から引き続きの再質問についてお答えしたいと思いますが、一つ目は、補助対象外の残り百四十五ヘクタールはどのような方法でやるのかというような御質問であったと思いますが、残りの分の百四十五ヘクタールにつきましては農家自身がトラクター等を使用して自己負担というのですか、自分のお金でもって造成をするんだというようなことでやっておるようでございます。 二つ目は、復田の対象になったものにも転作の枠が配分されると、これが混乱のもとになるのじゃないかと思うが、一律配分できなかったのかというような御質問だと思います。これに対しての答弁になりますが、配分につきましては、先ほども申し上げましたが、水田営農活性化協議会で一律配分の案も含めて検討をしたわけでございますが、国の意向に沿った水稲作付拡大に結びつける方法ということで今回の配分方法が適正であるんじゃないかというようなことで決めた、というような経緯があるわけでございます。 ○議長(大和市郎君) 十五番相場洋子君。 ◆十五番(相場洋子君) あまり長くしたくないので、簡単に伺いますけど、この希望した方々の中で、国、県の補助を受けられなかったのが百四十五ヘクタールということです。この方々が結局は自己負担ということになってしまっているわけなのですね。これに対してそのまま経費を自己負担させるという結果になっているわけですね。ですから、それ以外の、じゃあいろんな事業もほかにも、まあ、あとは市の助成策とか、そういうことは全然考えられていなかったと、そうすると緩和策の配分で来た二百十六ヘクタールで考えますと百十六ヘクタール残るとこういうことになるわけなんですけれども、ですからこういう自己負担でやらなきゃならなかった方々に市の方でどういう取り組みをするのか、そういう取り組みをこれからしていく考えがあるのかどうか、そういう検討はされなかったのか、そこらについてのひとつお答えをいただきたいと思います。 それから復田の配分問題なんですけれども、どうも今のお話だと非常に単純にお話しされておりますけれども、聞くところによるとそういう単純なものではなくて、非常に複雑に入り組んだ形にやられているというふうに聞いているんですが、どうもそういう配分の仕方で混乱しているように私は伺っているんですけれども、そこら辺がちょっと腑に落ちないんですが、それ以上のお答えなければそれはそれでいいですけれど、もしありましたら教えていただきたい。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 一つ目のことでございますが、市の助成策は考えられないのかと、市の取り組みがあるのかないのかということでございますが、ことしの配分につきましては相当緩和されておりますし、先ほどもお話し申し上げましたように、さまざまな団体等の話の経過の中でまとまったことでございますので、そういうふうなことでよしとして一応まず配分をしたわけでございますが、いずれにしましても市としては、あとの方々についての取り組みということは持っておりません。それから配分の中でいろいろな問題があるようだというようなことでございますが、五年度でありますと一般配分と他用途米という二つのものがあったわけですが、その農家の希望によって他用途米でなくてもその中でやれるとすれば一般でやってもいいと、あるいはまた他用途米だけでやってもいいとかさまざまなケースがありますので、そういうふうなことで私は混乱しておるのじゃないだろうかなとこう見ておるわけです。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。十七番渡辺芳勝君。 ◆十七番(渡辺芳勝君) それでは緊急復田対策事業を初め水田営農活性化対策の関係についてお尋ねをいたしたいと思います。おおよそ今までの部長の答弁でわかってきたところがあるわけですが、いま一つはっきりといいますか、考え方をお聞きしたいところがありますのでお尋ねをいたしたいと思います。昨年はあのとおりの作柄で、しかも農協、もしくは集荷業者の皆さんが集荷されました米の量も、大体平年の半分くらいという状況だろうというふうに思うわけですが、実はこの関係を含めまして、ことしのそれぞれ各農家の皆さんへの限度数量の配分というものが考えられなければならないと思うわけです。実はこの間のさまざまな集荷状況、さらにはその集荷の中に入り切れない農家の方もいるだろうというふうに思うわけですが、その辺についてもし考え方が、これまでの限度数量の配分の中で違いがもしあるとすればその辺を含めて、できましたらこの中でこれまで限度数量の配分のいかない農家の方もあると思うのですが、できる範囲で結構ですが、戸数は大体どれくらいなのか、もし面積的なものもあるとすれば、その辺もお知らせ願いたいと思うのですが。
    ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) ただいまの質問は限度数量の基本的な配分方法、あるいは根拠だと思いますが、能代市に配分されました限度数量というのは三十六万六千八百七十二俵ということでございます。基本的には、本人の水田面積から転作等目標面積を差し引きした面積に対しまして、地域別に共済組合の基準反収をもとにして乗じ、そしてこの俵数から保有米一人当たり二俵を控除して配分することにしておりまして、前年度と同じような配分方法としておるということでございます。配分の時期につきましては転作の本配分が確定後となりますので、大体七月の上旬になるのでないんだろうかと、このように思っております。 それから戸数と面積につきましては、今手元に資料を持って来ておりませんので、後ほどにさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 十七番渡辺芳勝君。 ◆十七番(渡辺芳勝君) 配分に当たって考え方はわかったわけですが、心配されることは、これまで限度数量の配分のいかなかった農家の方が現実的に存在するわけです。そういうふうな状況が、ことしの配分の面積といいますか、数量の関係等を考える場合に、昨年の状況とことしのそれぞれ復田の関係等を総合的に判断されるというふうには思うわけですが、市長も本会議の中で、現実的に今の食管制度を守るという前提での立場は同じなわけですが、現実のそういうふうな配分の中で、能代市に割り当てされると予想されるこの限度数量を具体的にどのように確保をするのかということが、私は大きい問題だろうというふうに思うんですが、その辺を昨年の状況とことしのこの復田計画とを含めて考えた場合に、今のさまざま抱えている問題が十分クリアできるのかというのが、まあ、先ほどの残された復田の補助の関係から外れている農家の方等もいるわけですので、その辺の進め方というのは具体的に共同班班長、もしくは農協を通じて、なおかつ十分でないところが出てくるのでないかというふうな予想がされるわけですが、そういうふうな状況になった場合の市の方の対応はどういうふうに取り組まれのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 最初、先ほどの戸数の関係、それからまず答えておきたいと思いますが、百二十農家だようでございまして、面積についてはまだちょっと明らかになっておりません。それから、いまほどの限度数量についての考え方というようなことのようでございますが、五年度の例を一つとってみますと、この限度数量に対して、例えば、政府米について農家の農協に対してのことを一つの例をとってみますと、大体三十万俵を出すというような計画に対して、五十何%よりできなかったという経緯があるわけですが、これは去年大冷害があったというような関係からそういうふうに限度数量にいけない、ほど遠い状況になったということは私から言うまでもないわけですが、今年度の場合、当然またいろいろな問題があるかもしれないけれども、私どもはまず、ことしは豊作でよりよい年であることを冒頭に願うわけでございます。そういうふうな意味から、ことしはこういうふうな決められた限度数量を農家の方々がやはり守る立場で努力してもらうことを願うと、こういう考え方であります。 ○議長(大和市郎君) 十七番渡辺芳勝君。 ◆十七番(渡辺芳勝君) 豊作になってほしいのは私も同じことであります。私が言っているのはそういうことでなくて、現実に限度数量の配分のいかない農家がいることは、まあ、部長も承知をされているわけですが、こういう農家の方を含めてことし能代市に割り当てられる限度数量、この数はこの後確定されると思うわけですが、その関係で、昨年はこれまで限度数量の配分のなかった農家の方にも他用途米を出してほしいというふうなことがさまざま農業団体の方からも話はあったようですが、現実にはそういうふうな話も声もかけられなかった農家もあったわけです。ですから、その辺もう少し今の米の供給といいますか、そういう時点から考えた場合、市としてその辺何か第三者的なといいますかね、そういうふうな指導性といいますか、そういうふうなものがあんまり前面に出ないような感じがするわけですが、その辺が今回の減反の配分といいますか、この辺についても何かしっくりこない、それぞれ共同班の班長の中でも混乱をしているといいますか、十分農家の皆さんを指導できないようなそういう状況も私は感じられますので、その辺もう少し市の方でどういうふうな腹構えで進むのかということがなければ、私はことしの復田の関係といいますか、減反の面積が緩和になるこの関係についても本当に十分成果が上がってこないのではないかという感じがするわけです。あくまでも補助を受けて事業をやる方は形としては見えると思うわけですが、申請をして面積的に三分の二くらいは、まあ、この後どういうふうな状況になっていくのか私もちょっとわかりませんが、その辺もう少し考え方があるのでないかと思いますので。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。復田緩和策につきましては、私から言うまでもなく、能代市の場合は市長を先頭にして、今までも多くの復田をしていただくように国、県に働きかけてきておるわけでございますが、六年度の場合、そういうふうな形の中でかなりの緩和策が講じられました。それに対して、市の中での考え方、あるいは指導性に欠けておるんじゃないかというような御指摘なようでございますが、この限度数量云々のことにつきまして割り当てをされた場合、いってない人もあるだろうし、それは個々によって違うわけでありますが、やっぱりこのことにつきましては農家の収穫した形の中で農家の方々の責任の中でこれは対応していただくものじゃないだろうかと、そういうふうな面では私ども市も農協と一緒に今までも努力してきておりますが、今申し上げましたように、収穫農家そのものの責任の中で対応していただけないものかと、このように思っております。 それから、先ほどの質問の中で戸数につきましては百二十戸ということの話をしまして、面積についての問い合わせがあったわけでございますが、この面積につきましては今のところ担当課の方で積算をしておらないというようなことでございますので、この後復田調査もいたしまして資料を作成の上、差し上げたいとこのように考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。三番平山清彦君。 ◆三番(平山清彦君) 七款商工費中、中小企業等融資対策費についてお伺いをしたいと思います。この項目については昨日来質疑をしておりまして、ためらっておったわけでありますが、すっきり整理できておりませんので、いま一度当初予算の中でお伺いをさせていただきたいと、かように思っております。平成五年度の当初予算で三億四千八百五十万円ほど計上され、補正予算で千九百万円ほど減額をされ、六年度当初予算で三億八千百万円ほど計上されております。都合五千百五十万円ほどの増になっておるわけでありますが、第一点目といたしまして、この五千万円ほどの増額の中に、本定例会の初日の市長説明にありました中小企業の景気対策としての(能)制度について、限度額を五百万円から七百万円に引き上げる、さらに貸し付け期間を五年から七年に延長するお考えを示されておりますが、そうしたことが考慮された増額計上なのか、そういうお考えがこの増額に入っているのかどうかのお伺いであります。 いま一点は、利率の問題でありまして、率は全県一律年四・六%であるというふうに私は承知しておるわけでありまして、それはそれとして、他市町村では、利率に利子補給をそれぞれの市町村単位で助成をしておるところが現にあるわけであります。その利子補給、利子助成について、これも平成六年度当初予算の中に計上されておるのかどうか、この二点をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 一つ目の答弁になりますが、市長の提案説明でも申し上げておりますが、(能)の融資制度については、限度額を七百万円に引き上げること、それから貸し付け期間を七年に延長するための措置といたしまして当初予算に一億七千万円を計上したということでございます。これは限度額の引き上げと期間延長したことにより相当需要が伸びるんじゃないかというようなことを予測いたしまして、予算措置をしたというようなことでございます。 それから、二つ目の他市において保証料以外の援助措置があるようだけども、当市においての考え方があるのかないのかというような質問のようでございますが、利用者に対する貸し出し利率というのは各市とも四・六%ということで統一されておるわけでございますが、一部の市にあっては利子補給をしておる市もあるようでありますけれども、当市といたしましてはそれまでは考えておりません。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 三番平山清彦君。 ◆三番(平山清彦君) 一点目のことについては、考慮しておるということで理解をさせていただきました。 二点目の利子補給の問題でありますが、今、部長からは、利子補給は計上されておらないし、現在考えておらないとこういう御答弁であったわけでありますが、きのうの質疑の中で、借りやすい状況をつくるんだというお話が、部長のお言葉として出ておったわけでありますが、他市を見ますと、北は鹿角から大館、横手、まあ、横手も四月からやるそうでありますが、二%ほどの利子補給をやっています。また北秋田郡の大部分の町村もやっております。それから山本郡も全部お伺いしました。二ツ井、藤里、八竜、琴丘、四町はどうも近々やりそうだと、やる気運になってそれぞれの町でお考えになっておると、このような状況でありまして、利子補給があるためにこの中小企業等融資対策費の使いやすさがあるんだ、というふうな位置づけがなされておるように思われるわけでありますが、今回は計上されてないにしても、今後そのような利子補給をされている町村がかなりこの近辺、県北あるいは山本郡内でも出てきておりますので、いま一度今後のそういうお考えがないかどうかお伺いしたいと、このように思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答えいたします。借りやすい状況ということをきのう話をしました。確かにいろいろなことがあると思いますが、借りやすい状況の中には窓口の親切さというようなものも一つあるだろうし、あるいはまた五年のものを七年にし、そして五百万円から七百万円まで上げたということも一つになると思います。いろいろなそういうふうなことで、借りに来た人がやはり気持ちよく借りれるような方法を努力していくという意味で話をしたつもりでございます。これ以外の支援措置というのは、全く私ども考えてなかったわけではないわけでございますけれども、現在の市の厳しい財政事情からして、精いっぱい私どもは手がけておるというようなことでございまして、そういうふうなことから、このたびのことについてはそれまでは考えていないと、いろいろ判断した上でというようなことでございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 六款農林水産業費についてお尋ねいたします。まず最初に、農業振興地域整備計画策定再編事業費ですが、その事業内容を教えてください。 二つ目として、明日を担う自立専業農家育成事業費補助金についてでありますが、経営規模を拡大する農家に対して市単独補助のかさ上げ措置がなされておりまして、非常にこれは評価できるものだと思います。そこで補助要件、補助率などの補助基準を教えていただきたいと思います。 三つ目として、農業技術センター費の圃場拡大事業費についてです。これも、長年農家が要望していた圃場拡大が市当局の努力でようやく実現したわけでありますが、今年度圃場拡大のための事業内容としてどのようなものを考えていられるのか、教えていただきたいと思います。 それと、七款商工費、商工振興費の中の浅内鉱さい堆積場利活用促進対策費についてです。先ほどの十番さんの質問にもありましたが、これまでアンケート調査、あるいは講師を招いての研修会、さらには利活用促進懇談会の開催等をして取り組んでまいったわけでありますが、まあ、いろいろ経済事情もある、さらには土地は逃げていけないという論理もあるようで、なかなかはたから見ますと事業の展開が見られないようなそんな気がいたします。この対策費として二十五万円計上されているわけですが、この事業内容を教えていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。一つ目は、農業振興地域整備計画策定再編事業の事業内容というようなことでございますが、これは昨年、平成五年度に基礎資料作成を行いました。六年度につきましては、引き続いて整備計画策定業務というようなことで委託するわけでございますが、その事業内容の主なるものを挙げてみますと、一つ目は農用地の利用計画というようなことで土地利用区分の方向だとか、農用地の利用計画というものの計画、二つ目には、農業生産基盤の整備開発計画ということ、三つ目には、農業経営の規模拡大及び農用地等の効率的、かつ総合的な利用の促進計画、四つ目には、農業近代化施設の整備計画、五つ目には、農業従事者の安定的な就業の促進計画、六つ目には、生活環境施設の整備計画等々あるわけですが、主なるものを挙げてみますとこういうふうなものでございます。 それから二つ目は、明日を担う自立専業農家育成事業の関係についての基準の関係はどうなっておるかというようなことでございますが、一つには、農地の賃借権の設定を受けた農家に対する助成の点から申し上げていきますと、要件といたしましては、先ほども前の議員さんにお答えした点もありましたが、農業経営規模拡大計画認定農業者であるということ、それから賃借権設定の農地がおおむね五十アール以上であること、農業経営者または後継者がおおむね四十五歳以下であることというようなことが言われておりますし、それから農地の所有権を取得した農家助成についても今ほど話をしたような要件というようなことで理解していただきたいと思います。 それから圃場拡大事業についてでございますが、圃場の拡大というようなことで今年は予算として三百六十六万三千円を見ておりまして、この拡大圃場における内容を申し上げますと、黒ボク盛土圃場というようなことで約四千平米ばかりみておりますが、この中ではネギ、キャベツ、ニンジン、アスパラガス、ミョウガ等のいろいろな形での実証をしてみたいというようなこと、それからビニールハウスを二棟つくりまして、これについてはメロンと花卉等をやってみたいというようなことで、メロンにつきましては適品種の選定とか商品化率の向上技術の実証を行う、あるいは花卉につきましては適品目及び品種の選定、優良種苗の養成及び試作配分、市場ニーズと能代作型の技術の確立というようなことをやってみたいと、それから山菜コーナーというものを設けておりまして、これも約千五百平米ばかり見ておりますが、これにつきましてはシドケ、ウド、ワラビ等、いわゆる山菜の栽培化を促進するというようなことでこういうふうなものの増殖技術あるいはさまざまな形での実証を行っていきたいというような内容になっております。 浅内の関係での二十五万円の関係でございますが、先ほど今野藤悦議員のところでも申し上げましたが、まだこういうふうな状況下にありますのでこの後も粘り強くやっていきたいというようなことで、来年度さまざまな話し合いをしたりしていくというようなことで、能代市から二十五万円、そして八竜町から十万円を出していただいて、その中で運動を展開していこうというような計画を持っておるということでございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 農業振興地域整備計画策定再編事業についてですけれども、どういう計画内容なのかはわかりましたが、この計画はだれがどのようにして作成されるのか教えていただきたいと思います。 二つ目、さっき大体補助の要件はわかりましたけれども、補助率がどうなっているのか、その辺が答弁漏れですのでお願いします。 農業技術センターの関係ですが、山菜、メロン、花卉についてはどういうことについて栽培実証をするのかよくわかりました。ただいわゆる面積を多く要するネギ、キャベツ、アスパラガスの方ですね、例えばどういう品種が適性なのかとか、あるいは作型の開発とか病虫害の問題とかいろいろあると思うんで、その辺でどういう形の実証をされるのか、わかっていたら教えていただきたいと思います。 浅内鉱さい堆積場関係ですが、先ほどの十番さんの答弁にありましたように、何かこれを見てますと恐らく利活用促進懇談会ですか、その方の報酬になるのかなというような感じがいたします。確かに先ほどの部長の答弁にもありましたけれども、一生懸命頑張っていらっしゃるということはよくわかるんです。けれども今の時代というのは一生懸命頑張っているんですよということでは、どうも私たち市民は納得しないんじゃないかなあと思うんです。少なくとも一生懸命頑張っていたら少しぐらいは効果を上げてもらうとか、でなければ、成果がないのであれば、将来的にいつまではこうするんだという将来的な方向が見えて来る中で一生懸命頑張るというのであれば、それまで待ってみようかという気にもなるんじゃないかと思うんです。例えば、単純に考えれば、最初のうちは民間企業がいろんな企画を持ってきたわけですね、ですから思い切ってコンペを開催して企業のその企画内容を検討していいものを選ぶという方法もあるだろうし、逆の言い方をすれば、行政主導で利用目的というものをみずから考えて、そういう中で逆に企業を募集するというような方策も考えられるんじゃないかと思うんですね。そういう意味で、今後どういうふうに進められるのか明らかにしていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答えします。一つ目の農業振興地域整備計画策定再編事業についてだれがやるかというような御質問でございますが、これにつきましては専門のコンサルタントにお願いしていくというようなことで御理解願いたいと思います。 二番目のことにつきましての基準というようなことでございましたが、例えば、農地の賃借権の設定を受けた農家に対する助成につきましては、十年以上の設定につきましては十アール当たり県で二万円、市で六千円をかさ上げして、つまり十アール当たり二万六千円、六年以上十年未満につきましては十アール当たり県が一万円、そして市が三千円のかさ上げというようなことで一万三千円になるというようなことでございます。それから農地の所有権を取得した農家の助成というようなことでございますが、これにつきましても、田につきましては同じく二万六千円と、畑については一万三千円になるわけですが、この内訳を申しますと、それぞれ二万円と一万円は県の農地管理公社の方から出るというようなことで、そして市からは田については六千円、畑については三千円というようなことで交付していきたいというようなことの考え方でございます。 三番目の圃場拡大の花卉のことについてのお話でございましたが、先ほどもちょっと申し上げましたが、この花卉については適品目及び品種の選定、優良種苗の養成及び試作配分、市場ニーズと能代作型の技術確立というようなことで私の方には上がってきておりますが、具体的なことについてはまだ不勉強であれだけれども、大体こういうふうなことをしていきたいというようなことで計画が上がってきております。 四番目の浅内の関係でございますが、利用の目的をはっきりしてやるべきだと、今後の内容について明らかにしなさいというようなことでございますが、いずれにいたしましてもこのことにつきましては先ほども申し上げましたように、こういう経済状況の中で十何社が来たのが、今は全然鳴りをひそめておるといういうような状況にもありますし、一日も早く景況がよくなってあそこの場所でいろいろやりたいというような人が早く来ることを望むわけですが、いろいろ県とも横の連絡をとりながらなるべく早い機会に朗報を出せるようなことについて努力をしてまいりたいものだと、このように思っております。 ○議長(大和市郎君) 一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 農業振興地域整備計画策定再編事業についてでありますけれども、今、それこそ各自治体というのはどっちかというとコンサルタントばやりです。しかし、私考えてみるに、農業振興地域整備計画は、さっきの内容を聞けば、能代市の農業をどうするかという非常に重要な問題ですよ。これを大変失礼だけれども、地域の実情もわからないようなコンサルタントに依頼してその計画を策定するという考え方自体が、私は少しおかしいんじゃないかと思うんですよ。市の職員、農林課の職員は特に優秀な職員がいっぱいいると思うんですね。そうしたやはり職員が、まあ、今回認定農家の連絡協議会とかいろんな農業団体のいろんな団体があるわけですね、そういうあらゆる農業関係団体の英知を結集して自前の計画をつくるという考え方がなければ、私は能代市の農業はどうなるんだろうかというふうに非常に思うわけです。仮にまずコンサルタントに依頼してもいいです。そうしたらある程度の計画上がってくるでしょう。そしたら、それに能代市としてどういうふうにするのかということがやっぱり加えられていかないと、本当の地元に密着した計画にはならないんじゃないかと思うんで、そのコンサルタントに依頼した後の計画の策定のあり方についてどういうふうに考えるのかというのが一点です。それと、鉱さい堆積場の場合、何度も経済事情がこうだこうだという話ばっかりなんですね。私、この間新政クで多賀城に行ったときに、今史跡の保存というか、何とか門といってちょっと忘れましたけども、それをもう一回建て直そうかという計画があるというふうなことを聞きました。それで、これは今やるんですかと話を聞いたら、ずうっと前からお金はないけども、いつかやりたいということで自分たちは計画を練っていたと、そして財政事情が許してきたから私どもはやるんだとそういう考え方なんですね。だから浅内鉱さい堆積場の場合も私は同じだと思うんですよ。今すぐ着手できなくても、やはり将来的にこういうふうに利用したいという計画をまずつくっておくと、そして、そういう経済事情とかが許せばすぐ着手できるようにする。それでないと行政は進まないと思いますよ。今度経済事情が好転したから、じゃあやりましょうって、それから計画を考えていたんではとても遅いと思うんです。そういう意味で、そういういわゆる今すぐ少しずつでもという考え方で進んでいただきたいと思うんで、その辺についてのお考えを教えていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) お答え申し上げます。一つ目の件につきましては、当然専門のコンサルタントにお願いするわけでございますが、ただ単にコンサルタントからが出てきたものをそのままというようなことでなくして、中間的にもいろいろこちらの方でも見ていかなければいけないし、市としての能代市の立場の考え方、いろいろの立場の方々から、専門の立場の能代の方々から聞きながら、そういうふうな意見を十二分に反映させられるような計画にもっていきたいというような考え方を持っております。 それから二つ目の浅内の関係でございますが、ただいまの御意見を十二分に参考にいたしまして事に当たりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第八款土木費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第九款消防費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第十款教育費について質疑を行います。六番袴田謙弥君。 ◆六番(袴田謙弥君) 十款、一項、四目に学力向上対策事業費とありますけれども、この具体的な内容をできるだけ詳しく教えてもらいたい。委員会の審査もありますけれどもそれに差し支えない範囲内で教えてもらいたいと思います。それから教育振興費の中に入るだろうと思いますが、登校拒否問題、説明の資料の十ページのところに(9)として載せられてありますけれども、この登校拒否問題についての基本的な考え方もあわせて教えてもらいたいなと思います。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。まず初めに、学力対策向上事業の具体的な内容ということでありますが、この学力向上対策は昨年度から行いました事業でございます。内容は、教育研究所の目玉事業といたしまして学力向上を点数で判断するものではなくて、各教科におきまして細かな部分の理解度を調査しようとするものであります。この結果を参考にいたしまして、個に応じた学力向上のポイントをより明確にしながらいけるように期待している事業でございます。 次に、登校拒否のことでございますが、登校拒否、いわゆる不登校の児童対策事業として本年度から新たに取り上げた事業でございます。これは、児童生徒自身が悩む、あるいは家庭でも悩む大変な問題でございます。そのことにつきまして、平成五年度から自主的に先生の間でこの研究会などを行うようになっております。大変いい考え方で先生方が自身で研究を重ねているわけですが、これをさらに手助けをいたしたいと思いまして、このたび予算を計上させていただいたわけです。額につきましては四十九万四千円になりますが、この内容は、自主的にこの研究を進めている先生方を中心にいたしまして、また新たにこの対策を十分に検討しながらこの事に当たるために、数をふやしながら講師を能代に連れてまいりまして月一遍ずつの研修会を開く、なお、その研修結果につきましては各事項でまたさらに先生方の間で対策を練りながら、あるいは児童生徒の家庭にもそれらの連絡をしていこうと、こういう内容でございます。最後にはこのまとめとして紀要を発行したいとこのように考えている事情でありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 六番袴田謙弥君。 ◆六番(袴田謙弥君) 登校拒否の問題について、大体意向らしいものはわかりましたけれども、具体的にどういう形でやるのか、例えば自主的な先生方の云々と、こういう言葉もあるし、学校ごとにやるのか、それとも各学校から何人か専門の分野を担当する形で集まって研究するのか。さらには私、登校拒否問題というのは学校の先生だけの研究の段階では抜本的な解決にはならないとこう思いますので、研究した中身と父母とどういうつながり、どういう手立てをもって進めていくのかというのが非常に根本的な問題だろうと思うんです。そういう点の配慮をもう少し教えてもらいたいなと思ったけれども、ちょっと答弁には不満足です。 それから学力向上対策については昨年度から始められたと、こういう説明ですけれども、昨年度、まあ、この中身は委員会の中身になるでしょうが、昨年度どういう結果が出て、それをどういうふうに踏まえながらことしの計画が練られておるのか、そこあたり特徴的なものがあったら教えてもらいたいなと、こういうふうに思います。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。登校拒否の問題につきましては、その内容が多少舌足らずな面もあったと思いますが、つけ加えさせていただきたいと思います。これは、先ほどお話し申し上げましたとおり、先生方の自主的な組織の援助を行うと、その中に加えてまたさらに先生方も追加をしていくと、このようにお話し申し上げたわけです。これは、四年度、五年度で先生方が青少年ホームに集まりまして、土曜日ですが、自主的に研究も行ってきているわけです。これに講師を招きまして、毎月県の方から連れて来ていただきまして、さらに真剣な内容の濃いもの、そういうものを研究しながら進めていこうという講師代であります。それから資料をつくりまして、いわゆる登校拒否を未然に防ぐためにはどのようにしたらいいのか、このような資料などもつくります。現在さわやか教室が県北、中央、県南、三カ所にあるわけですが、残念ながら能代山本地域にはまだありません。そのような内容、さわやか教室のような内容を持つまでに至るまでにはかなりの時間がまた必要になっていくだろうと思いますが、能代独自でこのさわやか教室的なものに展開していくようなそういう機会をつくりたいと、このような考え方であります。 それから、学力向上対策事業の結果でありますが、五年度初めて実施いたしました。ただいま結果を集計して分析中でございます。そのために、結果の内容まではまだ把握いたしておりませんので、よろしくお願いいたします。なお、この学力向上対策事業につきましては、数年間続けていってその結果を見比べながら、その対策をまた練っていくと、こういう資料になりますので、その点も御理解いただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。九番藤原良範君。 ◆九番(藤原良範君) 十款教育費中、社会教育総務費についてお伺いいたします。ここに梯ノ台遺跡緊急発掘調査費がありますが、この事業内容について教えていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。梯ノ台遺跡の発掘調査は、本年度も部分的な調査をいたしております。これは、東北電力が開閉所をつくるために遺跡になっている部分が取り壊されると、こういうことで発掘調査をするわけであります。梯ノ台の面積は、分布調査を昨年いたしておりますので二万三千四百九十三平方メートルにわたっております。市内には百六十九カ所の遺跡があるわけですけれども、これらの遺跡が破壊されるというようなことがあれば、これは文化財保護法・条例で、発掘調査あるいは範囲調査をするというようなことが取り決められておるわけです。したがいまして、この事業は二千百十万三千円ほどかかっておるわけですが、いずれこの開発に関係する原因者の負担ということが原則であります。したがいまして、この費用につきましては全額東北電力から支出される、このようなことであります。いずれにしましてもこの調査を行いまして範囲がどれぐらいあるか、そこまでは調査をしていくとこういうことになります。 ○議長(大和市郎君) 九番藤原良範君。 ◆九番(藤原良範君) 今後も発掘していく段階で遺跡がまた発見されるということもあろうかと思います。そういった場合に、大館台地も含めてそうですが、やっぱり地権者が遺跡等の史跡等に指定されまして、大変自分の用地とまたその史跡等の絡みで用地の使用上の制約も受けておることも現実でございますので、その辺も絡めまして、今後もしその遺跡が今後も発掘されいくんであれば、その用地問題、例えば購入して公有地にするとか、そういう問題まで今後考えていかれるのでしょかどうか、その辺お伺いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。この梯ノ台の前調査段階におきましては、前の報告書の中で、先住民が住んだ跡はないということはまず確認されております。一つだけ、狩猟場として使ったのではないかなと、このような獣の落とし穴といいますか、それが数カ所見つかったとこういうことであります。いずれにしましても、貴重な文化財的なものが発掘されると、そこはまた再調査ということになるわけでありますが、現在の見込みでは大体その程度でおさまるのでなかろうかと、こういうことであります。最近の情報でありますが、調査開始までにこの土地を東北電力が買収を始めていると、このように伺っております。そのために調査を行うわけであります。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 六項社会教育費の中の三目文化会館費の委託料についてお尋ねをいたします。御存じのように、会館職員の超過勤務の解消を図り、さらに大ホール、中ホールの同時使用が可能になるようにということで業務委託をするということで、今移行期間中にあるわけですが、特に支障も来さずにスムーズにいっているようであります。そこで二、三お尋ねをしたいと思います。まず一つは、委託により市職員体制、特に人員に変化はあるのかどうかというのが一点であります。もう一つは、当初業務委託をするということで、今まで文化関係の団体に対していろいろ照明とか音響とか、いわゆる舞台のスタッフ関係のお手伝いを会館の職員がしてくれておったわけですが、それがなくなるという話も一時あったわけですが、文化団体との話し合いの中で、従来どおりの対応をするというふうなことの合意ができたというふうに伺っています。ただ、いわゆるプロ、アマ、さらには入場料といいますか、いわゆる営利目的かどうかというようなことで、会館のスタッフの手助けするしないの基準をある程度設けているらしいというお話も伺っていますので、その基準について教えていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。これまで、三名の技術職員で、かなり多くの利用が文化会館はなされました。そのために、自己の休みもなくかなりの超過勤務を強いられたとこういうことでありましたが、おかげさまをもちまして、この委託三名がふえたということによりまして、かなりな面でまたメリットが出てまいります。一つは、大ホール、中ホールの同時使用ができるというこの面が一つであります。そこで職員の勤務体制のことでありますが、今三名の技術職員が委託でふえてきているわけでありますが、いま少しの間どのような変化をしていくのか、これらを見きわめながらこの職員体制は検討していかなければならないだろうと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 それから、市の職員のお手伝いのことですが、これはいつも教育委員会でも論議をしているところであります。委託の職員であろうと市の職員であろうと、市民サービスはこれは同じでなければならないと思います。委託の職員だから私どもはこのようなことはできないとか、このようなことは知らないとか、そのようなことはないように十分に気をつけて運営してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 それから、使用の際の基準でありますが、これは一部明確にしている点もありますが、その使用する業者によってスタッフを連れてくる場合があります。そういう場合で大きな公演等につきましてはスタッフ全員がついてくるものですから、現職員はそれを監視をしながら、あるいは機械等の使用等の指導をしながら行っているというのが現状であります。ただ、その他の団体でどうしてもスタッフを連れてくるとすれば費用がかかるものですから、すべて現職員でそれを応援してやっていると、このようなことであります。したがいまして、今後そのようにスタッフを必ず連れてきてくれるようにとはならないように、私どもは検討しているところでありますし、従来のサービスどおり、なるべく団体の困るようなことのないような運営の仕方をしてまいりたいと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) まず市の職員の体制といいますか人員についてですが、今のお話を伺っていますと、三名は技術委託したと、その様子を見ると市の職員体制に対して何か変化があるようなニュアンスにどうも受け取れるんですが、職員の人件費もここに五人分というふうになっているので、今の人員は市の職員自体はそのままなのかというのを、一応確認しておきたいと思います。 それと、申し上げるのは非常にあれですが、どうもスタッフの実態を把握してないような私気がしますね。おかしいですね。まず私は、いわゆる営利を目的としない、例えば、文化関係の団体、そういう団体については従来どおり多分手助けしてもらえるというようなことだと思うんですが、何か聞くところによると、入場料によってその手助けするしないの基準があるようなお話も伺ってますし、現実に今のお話だと、いわゆるプロの公演でスタッフがついてこなければ全部手伝ってくれるというんであれば、多分全部の団体安心すると思うんですよ。ところがそうでないと思うんですね。具体的な名前を挙げて申しわけないんですが「きずなの会」というのが、プロの歌手を連れてきてカラオケ大会みたいなのをやるというようなことが、現実にあったわけですね。そうしたらプロの歌手が来るから、入場料が千円だから、これはあなたたちでスタッフを用意しなさいという、現実にそういうお話があったということを、私は聞いているわけですね。しかもその「きずなの会」は千円は取るけども社会福祉協議会の後援を得て、そのもうけは福祉に寄附をすると、これは私は純粋に営利目的でないというふうに理解するわけですね。ところがそこの場面にプロの歌手が登場するから、これはプロがやることだから手伝えないと、これはどうも私矛盾すると思うんですよね。基準というのは当然設けなければだめだし、いわゆるだんだんその基準が崩されていくような基準のでき方というのは問題があるだろうし、けれども逆に、営利目的でないものについて弾力的に運営するという考え方もあると思うので、その辺考えを明らかにしていただきたいと思います。 それと、文化関係の団体から逆にこの間の会館側との話し合いで多く出ているのは、会館にばかりスタッフのお手伝いをお願いするのはどうも気がとがめると、当分の間は当然手伝っていただきたいと、けれども本来はフタッフはやはり自前でやるべきだと、それも今言ったように秋田ステージとかほかの業者を頼んできたらみんな間に合うはずないんですよね。そこで文化関係の団体の人たちがみずからスタッフとしてやりたいと、ですから勉強会なり講座を開設してほしいという要望があったわけですね。そういうものについて、業務委託を機会に対策を講じていらっしゃるのか、その点もあわせてお願いします。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。スタッフの確保の実態を確認していないということでありますが、私どもも毎日文化会館に行っているわけでございませんので、その点は確かに確認していない面はあろうかと存じます。ただ、そのスタッフの確保につきましては、その事業を開催する方々が、十分に文化会館の職員とそのやり方等については打ち合わせを行っているわけでありますから、その点については今後十分に注意をしながらやっていきたいと、このように考えております。 それから、プロが来ると手助けができないというようなことでありますが、このことにつきましては、やはりプロの方でありますと音声とか音、特に音の面では大変気にすると、したがいまして、そのプロの方自身がスタッフを連れてくる場合がたまたま多いものだそうであります。それから、文化会館の職員も当然それはやれるだけの技術は持っているわけですけれども、プロ本人の方々が嫌うという場合もあるそうであります。そういう点では打ち合わせの時点で十分に話し合いをしながら定めているものだろうと私は理解しておりますが、もしそのようなことで支障があるようでしたら今後文化会館の方と十分に検討を重ねてまいりたいと、このように思います。 それから、文化団体の方々が簡単なことでもいいから舞台照明、音響をやりたいというこの講座は、ぜひやりたいものだと思いまして、開館当時これを手がけたはずであります。ところがなかなか応募者がいなくて、まあ、最初は数人おったそうでありますが、せっかく行うこの講座に参加者がほとんどなかったということで立ち消えのような状態になったのではなかろうかと、私は推察しております。そういう面で、もし各種団体の方々が自主的にこれらの業務を学習したいということでありますれば、これは今後十分に検討して、できるものであれば取り上げてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 それから職員体制でありますが、当初予算では現員の五名を計上しております。今後のあり方については、先ほども申し述べたつもりでありますが、会館の使用状況、同時開催とか、そういう回数とか、今過去の分を調べております。そういう中で、人員の体制をどうすべきか今後の問題として現在考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 一番今野清孝君。 ◆一番(今野清孝君) 大体わかりました。ただ、今の発言ですと、職員体制に何か、市の職員の方の人員に変化があるような含みを持たせた表現と私はとりました。まあ、確かに先ほど来次長が述べられているように、会館の職員であろうと業務委託された業者であろうとそのサービスに変化はないと思います。けれども何度も言いますけども、やはり私は地域の文化は地域のみんなでつくっていくという基本方針からいけば、業務委託したから市の職員を減らすということであれば時代の流れに逆行するような気がいたしますので、その辺よく実態を調べていただきまして、市の職員についてもできるだけ減員というようなことにならないように十分御検討をいただきたいと思います。それと、スタッフの関係の手伝いの件はここで議論してても始まりませんので、委員会なりにきっちりとした基準をやはり示していただきたいということをお願いしておきます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。三十番宮腰誠君。 ◆三十番(宮腰誠君) 先ほど六番さんからも質問ありました登校拒否について、考え方をお聞かせいただきたいと思うのです。まず今回計上されておりますこの事業の現在進められてきた自主的な活動の内容なり、どの程度の規模なのか、何を期待するのか、その点を改めてお聞かせをいただきたいと思います。同時に、この登校拒否の問題については年々拡大される傾向に、ある意味では社会問題的な問題になってきているわけですね。かつては中高と言われたんですが、今は小学校にまでなってきておる実態があるわけです。その意味で実情をどのような状態になっているというふうに把握されておるのか、と同時に、それに対してどういう視点に立って今後委員会として対応していく考え方なのか、その辺お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。現在登校拒否の研究をなさっている先生方の自主的な研究は、先ほど申し上げたわけでありますが、その内容は、現場の先生が直接これを持つ悩みなどを話し合い、結局は、現在各校で対応している、対応しようとする、そういうことなどを話し合いながら、自分たちの悩みを解消しながら、現場に持ち帰って、それを実践していっていると、このように伺っております。次に、現在の登校拒否の実情でありますが、平成三年度が二十人でございました。平成四年度は二十二人であります。平成五年度は二十人前後ということで、今までの推移でございます。いずれ同じような線で進んでいるわけでありまして依然として解消されていると、このような状態ではありません。特にこのようなことでは児童生徒本人はもちろん悩んでいるでしょうし、家庭でも本当に困っているだろうと、このように思っております。そういう意味で今年度からつくる登校拒否のことにつきましてはできるだけ先生方だけではなくて、家庭にもこれれの内容を回していくと、お互いに悩みを話し合うとそういう現場もつくりたいものだと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 三十番宮腰誠君。 ◆三十番(宮腰誠君) 大体まだ十分に把握し切れない面もあるかと思うんですね。実情については恐らく各学校から報告があった数字だろうと思うんですが、実情はもっと中身として違った展開があるかもしれません。特に、生徒児童数が大変減少してきている中でのこのレベルでございますから、率からいくと高まっていると見た方がいいのじゃないかと思うくらい心配な状況が出ております。特に先ほど申し上げましたように、だんだん低年齢にも及ぶようになってきた状況があるということで大変深刻だろうとこう思うんです。その中であらわれておりますのが、一つには、先生方自身の自信の喪失という問題も出てまいっております。これはもう学校全体でいろいろな形でカバーするといってもやはりこれには限界があろうと思うんですね。根負けしちゃうということもある。それからまた家庭の中では、どちらかというと低学年でありますと、どうしても留守家庭が割合あるんですね。そうするとなかなかこの家庭との連携がうまくいけないというふうなところもあるわけです。そういう意味では教師なり学校側の、いわゆるその教育する立場だけの問題でなくて、家庭とのかかわりの中で共通の理解が私は必要だろうと思うんですね。やはり我が子はかかわいいわけですし、我が教え子はやっぱりかわいいんです。だから努力すると思うんですが、やはりそれぞれの環境なり、またそれぞれの性格によって対応の仕方が非常に大変なわけですね。そのことがよそにも影響してくる、波及していくという心配も出てくるわけです。広がっていく関係ですね。そうなってきますとやはり芽は小さいうちに、その兆候があらわれる前の予防措置というものもある程度必要なのかなとこう思うんです。特に、私ども学校に通っておった時代と今とはまるっきり違い、私の感覚ではなかなか理解できない面もあるわけですが、そういう意味では親の立場を見ましても、なかなか親の立場からは理解できない今の環境かもしれません。いずれそういう事情があるわけですから先生方に対する、学校側に対する対策とあわせて家庭と共通に努力できるような基盤をつくる対策というものを含めて考えていかないと解決がないだろう、できれば地域がプラスしていくともっともっと中身の濃いものになっていくのかなと思いますが、まず何といいましても、学校と家庭との共通理解と共通の努力をしていくというそういう対策も私は必要だと思うんですが、そういう視点に立っての今後のこれに対する教育委員会としての考え方をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。おっしゃるとおり、確かにこの問題は深刻な尾を引いていく問題であります。したがいまして、教育委員会では従来まで家庭相談員を配置して、この解決のためにわざわざ相談員が家庭まで出向いて指導をする、一緒になって学習をする、このようなことまで行ってきたわけであります。そういう意味も含めまして、ただこれだけでは足りないのではないかというような考え方で、この登校拒否に対する問題をもっと研究するために、このたびの予算計上をさせていただいているわけでありますので、御理解をお願いしたい思います。 ○議長(大和市郎君) 三十番宮腰 誠君。 ◆三十番(宮腰誠君) これからの対策なわけなんで、今の、ことしの予算計上している事業についてはより効果のあるものにしてほしいんですが、恐らくこれは教師側の立場の活動に対する、今の段階ですね、いわゆる教師側の自主的な活動に対する支援という考え方が主体になっていると思うんです。そういう意味でも、先ほど申し上げましたように、これという決め手はなかなか持ち得ないほど新しい問題、まあ、前からあるんですが新しい取り組みの問題だろうと思うんです。そういう意味で、学校を対象にしたものだけじゃなくて、家庭なりそういう環境に対する配慮をした対策を立てていくような、いわゆる登校拒否をした子供さんに対する対策、それと同時に、やはりそういうものを抑制できるような、それを防止できるような対策等も含めて、やはり腰を据えた対策を考えていかないと大変だろうと思うんです。そういう意味で、実は個々の事業に対する取り組みは大変結構なんですが、やはり基本的にはこういう視点に立っていますよという意味、考え方をきちっと持ちながら、学校なり父母の関係なり等を含めた普段の接触なり対策が必要だろうと思うので、ぜひそういうものを確立しながら対応していってほしいと要望しておきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) 一点だけお聞きしたいと思いますが、保健体育総務費の中のバスケの街づくり事業費についてお尋ねしたいと思います。第一次ふるさとづくり事業で取り上げてまいりましたバスケの街づくりも体育館の完成ということで、しかし、これからもまた一般財源の方から続けていただくということで大変ありがたく思っているわけですけれども、その中で能代カップのバスケットボール大会の補助金とバスケの街づくり事業費の百五十万円が、バスケの街づくり事業として位置づけられているようですが、補助金の方はわかるんですが、バスケの街づくり事業費の中の主な点についてお知らせいただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 赤塚教育次長。 ◎教育次長(赤塚義勝君) お答えいたします。バスケの街づくり事業が本年度からすべて一般財源とこういうことになりました。この予算は、昨年まで百二十万円でございましたが、百五十万円を計上させていただいております。バスケの街づくり事業の事業内容というお尋ねでありますが、この事業の内容は、中学校のクラス対抗のバスケットボール大会、学校でバスケに興味を持っていただきたいとこういうことで学年対抗をしていただく、そして記念品を差し上げたいとこのような考え方もあります。それから消耗品の購入では、バスケットのボールを現物支給をするとこのようなこともこの事業の中にあります。そのほかにバスケットボールの教室、ミニバスケットボールの交歓会、バスケットボールのリングの設置費、以上のものが大体本年度のバスケの街づくり事業でありますが、一番大事なのはやはり指導者の養成でございまして、引き続き指導者の養成も行うわけであります。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) ありがとうございました。事業内容については大体わかりました。ちょっと疑問に思うというか、考え方だと思うんですが、これはバスケの街づくり事業なわけです。ですから本来、これは企画費のあたりで行われる事業じゃないかなというふうに思うわけですけれども、バスケットに対しての事業はいろいろ、例えば、能代カップの補助金についてもバスケットのそのもののような感じがするわけです。ですからこれを用いてどのようなまちづくりをするかというところに結びつけなければ、バスケの街づくり事業ということには結びついていかないんだと思うんです。ですから個々の事業を、例えば、教育委員会の方で消化するのはそれはそれでよろしいんですけれども、これらは全体をとらえましてどのような街にしていくかということを、もう少しトータル的に考えていく必要があるんじゃないかなあというふうな気がするわけです。例えば、能代カップの補助金にしても、能代カップによって能代市というものを非常に全国に知らしめているところもあるわけですけれども、そういうふうなものをこのまちづくりの中でどのように位置づけていくかとか、そういうふうな形のトータル的に考えるような組織なり部署なり、そういう形でバスケの街づくりを検討していくというようなことが必要じゃないかと思いますが、そういう点をどのように考えておられるか、お考えがありましたらお知らせ願います。 ○議長(大和市郎君) 塚本企画調整室長。 ◎企画調整室長(塚本佐市君) お答えいたします。お説のとおり、バスケの街づくりは、今野議員からも先般一般質問があって、それに対する答弁をしたとおり、CIの関係でございますので、スポーツの振興の中で特出したこのバスケに焦点を合わせて推進してきた事業でございますので、これからも引き続き実施してまいることでございます。したがいまして、常に「バスケの街のしろ」の推進に当たっては懇談会など開きまして十分声を反映するということで、実施段階では市民体育課から実施してもらっていますけども、その他公園とか学校とかいろいろなところにリングの設置もございますので、総括的に企画調整課の方で見ていくということで、今の段階では懇談会の事務局も企画調整課に置くというふうな進め方をしていますので、両者で推進してまいると、こういうふうな形をとっております。よろしく、これからもお願いします。 ○議長(大和市郎君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) はい、わかりました。そういうことをぜひトータル的にまとめてまちづくりに結びつけていってほしいというのが私の要望でありますので、ぜひそのような形にしていってほしいのと、これからの第二次ふるさとづくり事業として条例の方でも論議されましたが、歴史と文化の香りづくり事業ということで進めるとすればまた同じような問題が出てくるんだと思いますので、ぜひとも街づくりの方に立派に結びつくような形で、懇談会の方でもよく連絡調整をとりながら進めていってほしいと要望しておきます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第十一款災害復旧費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第十二款公債費、第十三款諸支出金、第十四款予備費について質疑を行います。二十一番松谷福三君。 ◆二十一番(松谷福三君) 十三款、一項公営企業費、説明の方で老朽管更新事業出資金となっておるわけですけれども、繰り出しとかそういった形じゃなくて出資金となっている、これの考え方をひとつ。と申しますのは、補助金的な出し方ではないのかなと、じゃないなというふうにちょっと解釈するわけです。例えば、出資金と言えば、財産は出資したところに属するというふうな形になるわけですけども、いろんなそういうふうな考え方もございますんで、そういった考え方ということで御答弁願いたい。それから七百九十一万七千円、起債が七百九十万円なわけですけども、この計算根拠なるものを教えていただきたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) お答えいたします。老朽管の更新に対する出資金でありますが、これはやはり、公営企業会計という性格からいって、一般会計からの金の出し方についてはやはり資産的な性格を持っておると、そういうことから補助金では出せないので、出資金という形で出すということであります。それから七百九十一万七千円の根拠でありますが、これは老朽管更新の今後の進め方の考え方については、前に水道局長から説明されておりますけれども、この水道局で実施する老朽管更新の促進のために一般会計から金を出すということに対して、国からそれなりの指導がありまして今回の事業費に対して七百九十一万七千円、そして、それに対しては起債の許可が得られるので、いわゆる十万円単位で整理されますので、その端数だけ一般財源ということで予算措置することにいたしております。 ○議長(大和市郎君) 石井ガス水道局長。 ◎ガス水道局長(石井清君) ちょうだいする側からちょっと御説明させていただきます。実はこの出資金制度についても、自治省で遅々としてこの老朽管更新の事業が進まないので、どうしても平成十二年までに国では全廃したいと、こういうことでして、推進するための財政支援だとこういうふうなことで、自治省で一般会計の方から上積み事業につきまして出資するとこういうふうなことでございます。それで出資の対象なわけですけども、これにつきましては、前年度末における石綿セメント管が布設総延長の一五%以上であるとこういうふうな要件がございます。それから、資本費の方が六十七円以上の団体とこういうふうなことでして、出資の対象事業につきましては、当該年度の更新事業費から平均事業費、前々年度までの平均した事業費を引きまして、引きますと上積み事業費が出るわけで、その四分の一は地方債で支援しましょうとこういうふうなことで一般会計の方から繰り出していただくと、こういうふうなことでございます。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 二十一番松谷福三君。 ◆二十一番(松谷福三君) 計算根拠についてはわかりました。そんなに細かいところまでわかったわけじゃないんですけども、今までの計画なり大体わかります。ただ、出資金というのは適当な表現なのかどうかというのは、確かに一つあるわけですね。水道局の資本として積むんであれば出資金でいいわけですけれども、別に水道局の資本金とはならないという形であれば、別に補助金でないなら繰出金じゃないかというふうに私は思うのですけども、ちょっと言葉の解釈云々で申しわけないんですけども、一番最初に出た言葉ですのでこれだけはきちっと解釈しておいて今後進めたいなというふうに思いますので、この辺をきちっと整理願いたいというふうに思います。 ○議長(大和市郎君) 金田助役。 ◎助役(金田広実君) ちょっとまだ上程されておりませんが、水道事業会計予算の百八十四ページをごらんになりますと、これは資本的支出で資本費計算に入っております。それに出すものは出資金でございます。以上であります。 ○議長(大和市郎君) 二十一番松谷福三君。 ◆二十一番(松谷福三君) 水道局で資本的経費で出すのは、確かに資本なんです。ただ、一般会計から水道局へ出すのは確かにそれは資本的経費で使われるかもしれないけれども、出資金となればその資本は一般会計に属するということになるんですよ。ですから今回のその老朽管更新の資本的支出は一般会計が出した分一般会計の資本であると、こういうふうな解釈になるわけですか。その辺御答弁願います。 ○議長(大和市郎君) 金田助役。 ◎助役(金田広実君) さきにお答えをいただきましたが、そのとおりでございます。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算中、条文及び歳入全部と歳出第一款議会費、第二款総務費は総務委員会に、第三款民生費、第四款衛生費は文教民生委員会に、第五款労働費中、第一項失業対策費は建設委員会に、第二項労働施設費は文教民生委員会に、第三項労働諸費は産業経済委員会に、第六款農林水産業費、第七款商工費は産業経済委員会に、第八款土木費は建設委員会に、第九款消防費は総務委員会に、第十款教育費は文教民生委員会に、第十一款災害復旧費は建設委員会に、第十二款公債費、第十三款諸支出金、第十四款予備費は総務委員会にそれぞれ付託いたします。 この際十分間休憩いたします。                      午後二時四十分   休憩    ---------------------------                      午後二時五十七分  開議 △日程第二 議案第二十三号平成六年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算 ○議長(大和市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第二、議案第二十三号平成六年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。石井ガス水道局長。 ◎ガス水道局長(石井清君) 議案第二十三号を御説明いたします。第一条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ七百六十四万一千円と定めております。 第一表歳入歳出予算の内容につきましては、事項別明細書で御説明いたします。歳入でありますが、一款使用料及び手数料、一項使用料、一目給水料は五百七十三万六千円でございます。給水戸数は二百九戸でございます。年間給水量は五万四千立方メートルを予定しております。二項手数料、一目手数料は二千円でございます。工事検査手数料、督促手数料の存置項目でございます。二款繰越金は百九十万円を計上しております。三款諸収入は一項給水工事収入、二項預金利子、三項雑入、それぞれ存置項目を計上してあります。 次に、歳出について御説明いたします。一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は百九十九万六千円を計上しております。主なるものは職員人件費でございます。二款給水費、一項給水管理費、一目給水管理費は百三十八万二千円の計上でございます。三款公債費、一項公債費は二百五万三千円でございます。一目元金は八十一万八千円、二目利子は百二十三万五千円、これは長期債の償還金でございます。四款予備費は二百二十一万円を計上しております。よろしく御審議をお願いします。
    ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって議案第二十三号は建設委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第三 議案第二十四号平成六年度能代市下水道事業特別会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第三、議案第二十四号平成六年度能代市下水道事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。武田建設部長。 ◎建設部長(武田敏君) 議案第二十四号について御説明申し上げます。第一条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ十六億三千百六十七万九千円と定め、第二条では、地方自治法の規定により債務を負担することのできる事項、期間及び限度額を、第二表のとおり定めております。第三条では、地方自治法の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を、第三表のとおり定めております。第四条では、地方自治法の規定により一時借入金の借り入れの最高額を五億円と定めております。 内容につきましては、事項別明細書によって御説明申し上げます。歳入では、一款分担金及び負担金は二千二百三十一万六千円で、一項負担金も同額であります。これは現年度分の徴収率を九五%と見込み二千二百十五万六千円と、滞繰分については一〇%を見込みまして十六万円の計上でございます。二款使用料及び手数料は二億二百六十六万五千円で、一項使用料は二億百九十万四千円であります。現年度分の徴収率を九六・四%と見込み二億三万八千円と、滞繰分を四〇%と見込みまして百八十六万六千円を計上しております。二項手数料は七十六万一千円であります。指定工事店の指定手数料と受益者負担金の督促手数料でございます。三款国庫支出金は一億二千四百十五万二千円で、一項国庫補助金も同額であります。十五万二千円は終末処理場の草刈りをシルバーに委託する分と、一億二千四百万円は平成六年度の補助事業の二分の一でございます。これは出戸分区のうち栄町、昭南町、青葉町、花園町、出戸本町等の工事のための事業費でございます。四款繰入金は五億八千二百七十四万五千円で、一項他会計繰入金も同額でございます。五款、一項繰越金は千円でございます。六款、一項市債は六億九千九百八十万円であります。 歳出では、一款総務費、一項総務管理費は三億一千七百三十六万七千円で、一般管理費の主なるものは人件費と管渠維持費千二百九十九万四千円、使用料徴収費千六百三十六万一千円、下水道台帳作成委託費八百万円で、これは六十三年度以降台帳補正及び追加をしておりませんので、年次計画で進めようとするものであります。また、基本計画等策定費二千百万円は、下水道事業の基本計画見直しのための費用で、平成五年度から継続しているものでございます。終末処理場管理費の主なるものは、処理場の管理費一億六千六百二十六万一千円と水管橋塗装工事費であります。二項下水道事業費は七億四千三百万円で、補助事業では口径二百ミリの管を延長千八百五十メートル、単独事業では口径同じく二百ミリの管を五千五百六十七メートル、合計七千四百十七メートルを布設し、約三十ヘクタールの面積を実施するものでございます。二款、一項公債費は五億七千百三十一万二千円の計上で、これは長期債の元金一億九千九百一万八千円と長期債及び一時借入金の償還利子の償還分で三億七千二百二十九万四千円であります。 次に、もう一度予算書に戻ります。第二表債務負担行為については、平成六年度水洗便所改造資金利子補給費補助金の期間は平成七年度から十年度とし、平成六年度の水洗便所改造資金として金融機関が融資した額四十万円を限度に、四十カ月の元金均等払いに対する年利五・五%以内の利子補給額と定めており、損失補償については、期間を平成六年度から十年度までとして、平成六年度の水洗便所改造資金として金融機関が融資した総額の一〇%に相当する額と定めております。第三表地方債についてでございますが、下水道事業債の限度額を六億九千九百八十万円とし、利率を四・一二%以内と定めております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって議案第二十四号は建設委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第四 議案第二十五号平成六年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第四、議案第二十五号平成六年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。武田建設部長。 ◎建設部長(武田敏君) 議案第二十五号について御説明申し上げます。第一条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ百二十万三千円と定めております。 内訳につきましては、事項別明細書で御説明申し上げます。歳入は、一款使用料及び手数料は千円でございます。一項手数料も同額でございます。二款繰越金、一項繰越金も千円の同額でございます。三款諸収入は百二十万一千円で、一項換地清算金収入は百十九万九千円でございます。二項延滞金加算金及び過料は千円でございます。三項預金利子も千円でございます。 歳出では、一款都市計画費で百二十万三千円、一項換地清算費も同額でございます。以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって議案第二十五号は建設委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第五 議案第二十六号平成六年度能代市市場事業特別会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第五、議案第二十六号平成六年度能代市市場事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 議案第二十六号について御説明申し上げます。第一条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ千四百十二万七千円と定めております。 それでは第一表歳入歳出予算について、説明をしたいと思います。まず最初歳入でありますが、一款使用料及び手数料、一項手数料、一目使用料は千二百十二万六千円の計上で、これは公設小売市場の店舗使用料で、一平方メートルにつき一カ月二千三百七十円に、店舗全体の使用面積四百二十六・三八四平方メートルを乗じた額の一年分の使用料であります。二款繰越金は、前年度繰越金で二百万円であります。三款諸収入は、預金利子で存置項目であります。 次に、歳出について申し上げます。一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は千六十八万円の計上で、この主なものは使用料及び賃借料三百五十五万九千円で、これは能代市元町百二十一番地内の土地六百四十八・六二平方メートルを、日本通運株式会社秋田支店より公設小売市場用地として市が借り上げる賃借料であります。また、工事請負費は七百八万円で、これは公設小売市場の補修工事費で、冷房機改修等の工事費であります。二款公債費は三百三万円の計上で、内訳は、長期債償還元金が二百六十六万四千円及び利子三十六万六千円であります。参考まで申し上げますと、あと七年度でこの返済は全部終わるということを申し添えておきます。三款予備費は四十一万七千円を計上しております。以上でございます。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第二十六号は産業経済委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第六 議案第二十七号平成六年度能代市浅内財産区特別会計予算外三件 ○議長(大和市郎君) 日程第六、議案第二十七号平成六年度能代市浅内財産区特別会計予算、日程第七、議案第二十八号平成六年度能代市常盤財産区特別会計予算、日程第八、議案第二十九号平成六年度能代市鶴形財産区特別会計予算、日程第九、議案第三十号平成六年度能代市檜山財産区特別会計予算、以上の四案を一括議題といたします。当局の説明を求めます。桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 議案第二十七号について御説明いたします。平成六年度能代市浅内財産区特別会計予算でありまして、第一条では、歳入歳出それぞれ千四百二万六千円を計上いたしております。内容については、歳入で、一款県支出金は七万三千円、一項県補助金も七万三千円で同額であります。これは下刈り事業に対する県からの補助金であります。二款財産収入は三百四十万一千円で、一項も同額計上でありまして、これは基金利子二百五十八万五千円と宇宙科学研究所に貸し付けしておる用地等の貸付収入八十一万六千円の計上であります。三款繰入金は千五十五万円で、一項も同額であります。これは下刈り事業及び消防施設、集会所、道路関係の事業費に充てるための基金からの繰入金であります。四款繰越金、五款諸収入は、それぞれ存置項目であります。次に、歳出、一款管理会費は百十万八千円でありまして、財産区管理委員の報酬及び管理会の運営費であります。二款総務費は三百四十六万三千円の計上で、一項も同額であります。内訳は、普通旅費等、それから裁判応訴費用二十五万六千円、管理委員現地調査に要する費用、造林地保育事業、いわゆる下刈り、あるいは間伐事業を実施するための必要経費を計上いたしております。三款諸支出金は九百四十五万五千円の計上で、一項も同額であります。内訳は、第十一分団黒岡班消防施設整備費へ五百五十万円、茨嶋山自治会に百五十万円、黒岡自治会に八十万円、これは集会所に対する交付金であります。道路舗装改良工事については百六十五万五千円を計上いたしております。 次に、議案第二十八号平成六年度能代市常盤財産区特別会計予算でありますが、第一条では、歳入歳出それぞれれ五百四十九万六千円を計上いたしております。歳入では、一款県支出金は百四十二万七千円で、一項も同額計上であります。これは林業事業に対する県の補助金を見込んでおります。二款財産収入は四十一万三千円で、一項も同額計上であります。基金利子であります。三款繰入金は三百六十五万四千円で、一項も同額計上で、これは歳出予算の必要分を基金から繰り入れをいたしました。四款繰越金、五款諸収入は存置項目であります。次に、歳出は、一款管理会費九十七万円、一項も同額でありまして、財産区管理委員の報酬及び管理会の運営費であります。二款総務費は四百五十二万六千円で、一項も同額計上で、内容は、普通旅費等、管理会の管理委員の現地調査報酬等、それから造林地保育事業でありますけれども、これは下刈事業を十九・五ヘクタール予定いたしております。 議案第二十九号は平成六年度能代市鶴形財産区特別会計予算でありまして、第一条では、歳入歳出それぞれ三百二万一千円を計上しております。歳入は、一款県支出金三十二万四千円で、一項も同額計上で、林業事業に対する県の補助金を見込み計上いたしました。二款財産収入三十二万四千円、これは土地の貸し付け収入と基金利子であります。三款繰入金は二百三十七万一千円で、一項も同額であります。これも歳出経費に充てるために基金から繰り入れいたしました。四款繰越金、五款諸収入は存置項目であります。次に、歳出では、一款管理会費は六十三万九千円で、財産区管理委員の報酬、管理会運営費であります。二款総務費は二百三十八万二千円の計上で、一項も同額計上であります。内容は普通旅費等、管理委員の現地調査報酬等、それから造林地保育事業としての下刈り、間伐で、下刈りは二・四三ヘクタール、間伐は二ヘクタールを予定いたしております。 議案第三十号は平成六年度能代市檜山財産区特別会計予算でありまして、第一条では、歳入歳出それぞれ五百九十三万八千円を計上いたしております。歳入では、一款県支出金百十九万七千円で、一項も同額でありまして、林業費補助金を計上いたしました。二款は財産収入で百十五万八千円、一項も同額であります。これは基金利子であります。三款繰入金は三百五十八万一千円で、一項も同額、歳出予算に充てるための基金からの繰入金であります。四款の千円、五款の千円は存置項目であります。歳出、一款管理会費は九十七万円、一項も同額計上であります。内容は財産区管理委員報酬、管理会運営費であります。二款総務費は四百九十六万八千円、一項も同額計上で、普通旅費等のほか管理委員の現地調査報酬等、造林地保育事業として除伐十二ヘクタールを予定いたしております。以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって議案第二十七号、議案第二十八号、議案第二十九号、議案第三十号は総務委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一〇 議案第三十一号平成六年度能代市と畜場事業特別会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第一〇、議案第三十一号平成六年度能代市と畜場事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。相沢生活環境部長。 ◎生活環境部長(相沢東生君) 議案第三十一号について御説明いたします。まず条文において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ千九百九十八万八千円と定めております。内容につきましては、事項別明細書により御説明いたします。まず歳入でありますが、一款事業収入、一項、一目使用料は千九百七十五万四千円の計上で、と畜場使用料が八百八十三万四千円、これは豚の年間処理見込み頭数に単価を乗じたもので、次の冷蔵庫使用料の九十八万二千円、解体料の七百六十万七千円及び内臓洗料の二百三十三万一千円についても、使用料に見込んだ頭数により算出したものであります。二款国庫支出金は二十一万六千円の計上であります。三款繰越金及び四款諸収入、一項、一目預金利子は存置項目で、それぞれ千円の計上であります。また四款諸収入、二項、一目雑入は一万六千円の計上で、これは私用電話料等であります。次に、歳出でありますが、一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は千九百六十万三千円の計上で、この主なるものは電気料、修繕料等の需用費が三百五十一万三千円、と殺解体等の委託料一千五百五十九万七千円であります。二款予備費は三十八万五千円を計上いたしております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって議案第三十一号は文教民生委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一一 議案第三十二号平成六年度能代市国民健康保険事業特別会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第一一、議案第三十二号平成六年度能代市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 議案第三十二号について御説明いたします。まず条文でございますが、第一条において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ三十六億四千五百五十一万二千円とし、第二条では、地方自治法の規定による一時借入金の最高限度額を三億円と定め、第三条では、地方自治法の規定により、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費間の流用ができることを定めております。 内容につきましては、事項別明細書により御説明いたします。歳入でございますが、一款、一項国民健康保険税は十三億四千七百二十八万一千円の計上で、一般退職者分の現年度課税分については、現在見込まれる所得等に対して現行税率をもって算出し計上いたしております。一目一般被保険者国民健康保険税は十億八千二百六十七万六千円で、このうち現年課税分は収納率九三%として十億四千百八十九万二千円を計上いたしております。また、滞納繰越分については、収納率一六%として四千七十八万四千円を計上いたしております。二目退職被保険者等国民健康保険税は二億六千四百六十万五千円で、このうち現年課税分は、収納率九八・五%として二億六千二百五十万六千円を、滞納繰越分につきましては、収納率一九%として二百九万九千円を計上いたしております。二款使用料及び手数料は、督促手数料で百万円の計上であります。三款国庫支出金、一項国庫負担金、一目事務費負担金は三百二十二万一千円の計上で、二目は療養給付費及び老人保健拠出金負担金で九億八千八十二万三千円を計上いたしております。二項国庫補助金、一目国民健康保険特別対策費補助金の千百万円は、保険税収納率向上特別対策事業の実施に対する補助金であり、二目保健施設費補助金の千円は、高年齢者就業機会開発事業費補助金であります。三項国庫交付金、一目財政調整交付金は二億五千三百二十万六千円の計上で、普通調整交付金は二億四千五百二十万六千円、特別調整交付金は八百万円、これはヘルスパイオニアタウン事業実施とレセプト点検に対する交付金でございます。四款療養給付費交付金は六億七千九百三十四万円で、これは退職者分にかかわる交付金であります。五款県支出金、一項県補助金、一目福祉医療高額療養費補助金は乳幼児、身障、母子等に対する高額療養費分九百七十五万七千円の計上でございます。六款、一項、一目共同事業交付金の三千三百二十六万三千円は、高額医療費にかかわる交付金でございます。七款財産収入、一項財産運用収入、一目利子及び配当金は千二百七十六万九千円で、財政調整基金の利子及び国保連合会の出資金に対する配当金でございます。八款繰入金、一項他会計繰入金、一目一般会計繰入金は一億七千四百八十八万四千円で、保険基盤安定繰入金は国保税の六割、四割軽減に対する繰り入れとして五千四百十五万三千円で、職員給与費等繰入金は、国保運営協議会委員の報酬分及び事務費に対する繰り入れとして九百四十万一千円であり、助産費繰入金は六百八万円で、財政安定化支援事業繰入金は七千八百三十九万三千円で、その他一般会計繰入金二千六百八十五万七千円は、福祉医療の医療費の無料化に伴い国から交付される負担金が減額されておりますので、これに相当する額の繰り入れであります。二項、一目財政調整基金繰入金は、存置項目であります。九款繰越金は、前年度決算見込みによる剰余金一億三千二百万円の計上であります。十款諸収入は六百九十六万六千円で、延滞金等の計上であります。 次に、歳出について申し上げます。一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は千七十七万三千円の計上で、これは診療報酬明細事務電算委託料及び国保連合会負担金が主なるものでございます。二項徴税費、一目賦課徴収費八百四十七万九千円は、保険税計算事務等電算委託料及び事務費の計上であります。二目納税奨励費は、納税貯蓄組合報償金二百十六万五千円の計上で、三目滞納処分費の三万一千円は、需用費でございます。三項、一目運営協議会費は九十四万九千円を計上しております。四項特別対策事業費、一目保険税収納率向上特別対策事業費は、納税体制の強化、口座振替加入の促進、納税意識の向上等の事務費として千百万円の計上であります。二款保険給付費、一項療養諸費、一目一般被保険者療養給付費は十四億九千四百九十六万一千円の計上で、五年度一人当たりの医療費見込額の六・八%増を見込み、計上いたしております。二目退職被保険者等療養給付費は八億七千七百二十八万円の計上で、これも五年度一人当たり医療費見込額の八・七%増を見込み、計上いたしております。三目一般被保険者療養費二千三百二十万一千円、四目退職被保険者等療養費の千二百六十四万四千円は、いずれも見込み額の計上で、五目審査支払手数料九百九十五万三千円は、レセプトの審査に要する支払手数料であります。二項高額療養費、一目一般被保険者高額療養費は二億四百三十三万八千円、二目退職被保険者等高額療養費は五千三百七十一万一千円の計上で、いずれも見込み額を計上いたしております。三項助産諸費、一目助産費の九百十二万円は、支給人員を三十八人と見込み、計上いたしております。四項葬祭諸費、一目葬祭費は九百十八万円の計上で、支給人員を三百六人と見込んでおります。三款、一項老人保健拠出金八億三千五百十二万六千円の計上は、老人保健医療費拠出金と老人保健事務費拠出金の見込み額を計上いたしております。四款、一項共同事業拠出金三千三百二十六万八千円の計上は、一目に共同事業医療費拠出金、二目にその他共同事業拠出金を計上いたしております。五款、一項保健施設費、一目保健衛生普及費は二千百九十三万二千円の計上で、医療費支払通知事務費及び無病完納世帯報償費、医療費の適正化対策事業費のほか、ヘルスパイオニアタウン事業パート(Ⅱ)等の経費を計上いたしております。六款、一項基金積立金千二百四十二万円は、財政調整基金の利子分の積み立てでございます。七款公債費は四十四万六千円で、これは一時借入金の利子の計上でございます。八款諸支出金、一項償還金及び還付加算金、一目一般被保険者保険税還付金の四百五十万円と二目退職被保険者等保険税還付金の三十七万円は、いずれも保険税過年度分の還付金で、三目及び四目はそれぞれ存置項目でございます。九款予備費につきましては、会計収支の見通しは非常に厳しい状況下にあり、国、県の予算編成方針により医療給付費の三%以上の確保が難しく、六月本算定に見直しをすることとし、当面九百六十六万三千円を計上いたしております。以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって議案第三十二号は文教民生委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一二 議案第三十三号平成六年度能代市老人保健医療特別会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第一二、議案第三十三号平成六年度能代市老人保健医療特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。安岡福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(安岡義則君) 議案第三十三号について御説明いたします。まず条文において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ四十九億六千八百十九万円と定めております。内容につきましては、事項別明細書により御説明いたします。 歳入の一款、一項支払基金交付金、一目医療費交付金三十三億四千七百二十五万七千円は、老人保健施設療養費等医療費以外の医療費四十三億六千二百十六万四千円の七〇%の計上と、老人保健施設療養費等医療費五億八千七百四十八万五千円の十二分の六相当額の見込みを計上いたしてございます。二目審査支払手数料交付金は千二百二十四万八千円を見込み、計上いたしております。二款国庫支出金は十億六千八百六十四万三千円の計上で、一項国庫負担金、一目医療費負担金十億六千八百二十六万一千円は、老人保健施設療養費等医療費以外の医療費の二〇%相当額及び老人保健施設療養費等医療費の十二分の四相当額を計上いたしております。二項国庫補助金、一目事務費補助金三十八万二千円は、老人医療費適正化対策事業費補助金で基準額の二分の一に相当する額を計上いたしております。三款県支出金は二億六千七百五十九万六千円の計上で、一項県負担金、一目医療費負担金の二億六千七百六万五千円は、老人保健施設療養費等医療費以外の医療費の五%と、老人保健施設療養費等医療費の十二分の一相当額の計上で、二項県補助金、一目事務費補助金の五十三万一千円は、老人医療費受給者健康指導事業として医療費通知を実施する経費の一部を県が補助するもので、その相当額を計上いたしております。四款繰入金、一項他会計繰入金、一目一般会計繰入金の二億七千二百四十四万二千円は、医療費費負担割合に基づくルール分及び事務費を計上いたしております。五款繰越金、六款諸収入は、いずれも存置項目であります。 次に、歳出について申し上げます。一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費は六百二十九万二千円の計上で、これは老人保健医療支給事務費で、医療費通知を実施するための費用、レセプト点検及び電算委託料等であります。二款医療諸費は四十九億六千百八十九万七千円の計上で、一項医療諸費、一目医療給付費は四十八億八千三百九十四万四千円、二目医療費支給費六千五百七十万五千円は、看護料、マッサージ、コルセットの費用等で、見込額の計上をいたしております。三目審査支払手数料は千二百二十四万八千円の計上で、審査見込み件数に一件当たり単価を乗じた費用を計上いたしております。三款諸支出金は存置項目でございます。以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 本日の会議時間を午後五時まで延長いたします。 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって議案第三十三号は文教民生委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一三 議案第三十四号平成六年度能代市水道事業会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第一三、議案第三十四号平成六年度能代市水道事業会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。石井ガス水道局長。 ◎ガス水道局長(石井清君) 議案第三十四号について御説明いたします。 第一条は、総則で、平成六年度能代市水道事業会計の予算を定めております。第二条は、業務の予定量を定めております。(1)給水戸数、一万六千二百七十戸、(2)年間総給水量、四百二十六万九百五十立方メートル、(3)一日平均給水量、一万一千六百七十四立方メートル、(4)主要な建設改良事業は、第二期拡張事業一億五千三百万三千円、配水管等整備事業七千四百九万六千円、老朽管更新事業二億四千五百八十二万円を予定しております。 第三条は、収益的収入及び支出の予定額を定めております。内容について、予算実施計画書により御説明いたします。収入は、第一款水道事業収益七億三千四百四十八万四千円の計上で、第一項営業収益は六億九千七百三十七万円で、一目給水収益は六億七千七百四十八万七千円、二目その他の営業収益は千九百八十八万三千円であります。二項は営業外収益三千七百十一万四千円で、他会計補助金三千二百八十九万二千円等でございます。次に、支出について御説明いたします。第一款水道事業費用は六億七千五万一千円の計上でございます。第一項営業費用は四億九千六百二十六万六千円でございます。主なるものは、一目原水及び浄水費一億五千五百七十六万三千円、二目配水及び給水費一億七百十四万三千円、三目業務費六千七十二万二千円、四目総係費五千八百四十八万八千円、五目減価償却費一億一千三百七十四万九千円でございます。二項営業外費用は一億七千三百七十八万五千円の計上でございます。主なるものは、企業債等支払利息一億七千百七十万七千円であります。 第四条は、資本的収入及び支出であります。収入の第一款資本的収入は四億一千四百五十万四千円の計上でございます。第一項は企業債で三億二千七百八十万円の計上をいたしております。第二項出資金は七百九十一万七千円の計上で、これは老朽管更新事業の一般会計からの出資金でございます。第三項国庫補助金は五千三百五十三万七千円の計上で、老朽管更新事業に対する補助金でございます。第四項他会計補助金千二百八十六万九千円は、一般会計からの補助金であります。第五項他会計負担金二百九十五万四千円は、消火栓にかかる負担金でございます。六項工事負担金は九百四十二万七千円で、配水管布設工事の負担金でございます。次に、支出でございますが、第一款資本的支出は五億七千四百七十三万五千円の計上でございます。第一項建設改良費は四億八千三百十五万七千円でございます。一目拡張事業費は、第二期拡張事業に要する費用として一億五千三百万三千円、二目建設費は、配水施設等に七千四百九万六千円を計上しております。三目老朽管更新事業費は二億四千五百八十二万円を計上しております。四目機械及び装置は、量水器の購入費に五百八十五万七千円、五目車両運搬具は百二十万円、六目は工具器具備品に要する費用として三百十八万一千円の予算計上をいたしております。第二項、一目企業債償還金は九千百五十七万八千円でございまして、元金償還分でございます。第四条中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額一億六千二十三万一千円は、当年度分消費税資本的収支調整額千三百十二万円と当年度分損益勘定留保資金一億一千四百十四万九千円等で補てんしております。 第五条は、企業債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。起債の目的は、第二期拡張事業に一億一千八百七十万円、配水管整備事業に二千四百八十万円、老朽管更新事業に一億八千四百三十万円、合わせて三億二千七百八十万円の企業債借り入れを予定しております。第六条は、一時借入金の限度額を、二億五千万円と定めております。第七条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、(1)職員給与費一億九千二十五万九千円、二十三人分でございます。(2)公債費は八万円であります。第八条は、他会計からの補助金で、営業補助のため一般会計から補助を受ける金額は、四千五百七十六万一千円と定めております。第九条は、繰越利益剰余金の処分で、四十三万五千円を減債積立金として処理するものでございます。第十条は、たな卸資産の購入限度額でございます。千九百二十六万円と定めております。 以上、水道事業会計について御説明いたしました。よろしく御審議お願いしたいと思います。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第三十四号は建設委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一四 議案第三十五号平成六年度能代市ガス事業会計予算 ○議長(大和市郎君) 日程第一四、議案第三十五号平成六年度能代市ガス事業会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。石井ガス水道局長。 ◎ガス水道局長(石井清君) 議案第三十五号について御説明いたします。 第一条は、総則で、平成六年度能代市ガス事業会計の予算を定めております。第二条は、業務の予定量を定めております。(1)供給戸数は一般ガスとして三千七百九十六戸、簡易ガス七百六戸、プロパンガス百二十五戸でございます。(2)年間ガス供給量は、一般ガスは二百八十七万二千立方メートルでございます。簡易ガスは七万八千五百立方メートル、プロパンガスは二万三千三百三十立方メートルの供給を予定しております。(3)一日平均ガス供給量は七千八百六十八立方メートル、簡易ガスは二百十五立方メートル、プロパンガスは六十四立方メートルの予定をしております。(4)主要な建設改良事業として、ガス供給設備整備事業に五千二百六十万五千円を予定いたしております。 第三条は、収益的収入及び支出の予定額を定めております。これにつきましてはガス事業会計予算実施計画に基づき御説明いたします。収入、第一款ガス事業収益は二億八千五百七十五万一千円の計上でございます。第一項製品売上は二億一千八百六十万八千円で、一般ガスの売り上げ等でございます。第二項営業雑収益は千六百七万二千円で、受注工事収益でございます。第三項は簡易ガス事業収益三千六百三十万九千円でございます。一目ガス売上は三千四百十五万円、二目受注工事収益は二百十五万八千円でございます。第四項附帯事業収益といたしましては八百三十七万四千円でございます。一目はプロパンガス販売収益として八百二十四万九千円、二目はプロパンガス受注工事収益として十二万四千円の計上でございます。第五項営業外収益は六百三十八万八千円の計上で、一目受取利息は五十万円、二目他会計補助金としては五百六十四万九千円、等を計上しております。次に、支出について御説明いたします。第一款ガス事業費用は二億六千九百五十八万円の計上でございます。一項営業費用は一億九千三百三十七万四千円の計上でございまして、内訳は一目製造費八千八百九万八千円で、購入ガス費、製造及び設備の維持費用等でございます。二目供給販売費は九千五百二十二万八千円の計上で、料金調定、集金、検針、供給設備に要する費用でございます。三目一般管理費は、事業活動全般にかかわる費用千四万八千円でございます。二項営業雑費用は二千二百七万九千円で、これは受注工事費用でございます。三項は簡易ガス事業費用三千二百八十二万二千円の計上をいたしております。第四項附帯事業費用の六百六十一万五千円は、プロパンガスの販売等に要する費用でございます。第五項営業外費用は千四百六十九万円の計上で、主なるものは支払利息千三百二十万九千円でございます。 第四条は資本的収入及び支出の予定額を定めております。収入、第一款資本的収入は四千四百三十八万四千円の計上でございまして、内訳は第一項企業債として三千万円、第二項他会計補助金として千四百三十八万四千円であります。支出につきましては、第一款資本的支出は一億六百六十六万五千円の計上でございます。第一項建設改良費は八千三百九十五万六千円の計上で、内訳は一目建設費五千二百六十万五千円で、ガス導管取替工事費等でございます。二目供給管費として、六百三十七万一千円、三目機械装置に六百二万五千円、これはカロリーアップにかかる熱量及び比重測定装置、それから記録計の分でございます。四目ガスメータ購入には千五百五十八万七千円の計上をいたしております。五目工具器具備品として六十四万九千円を計上しております。六目簡易ガス事業設備費は、マイコンガスメータの購入費として二百七十一万九千円を計上しております。第二項企業債償還金は、元金分として二千二百七十万九千円の計上をいたしております。第四条で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額六千二百二十八万一千円は、減債積立金六百六十七万円、当年度分消費税資本的収支調整額二百三十七万八千円、過年度分損益勘定留保資金千五百四十万円、当年度分損益勘定留保資金二千六百三十一万七千円及び繰越利益剰余金処分額千百五十一万六千円で補てんをいたしております。 第五条は、企業債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。ガス供給設備整備事業に三千万円の借り入れを予定しております。第六条は、一時借入金の限度額を八千万円と定めております。第七条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費として(1)職員給与費七千七百三十三万六千円、これは十一人分でございます。(2)交際費は八万円であります。第八条は、他会計からの補助金で、営業補助のため一般会計から補助を受ける金額は、二千三万三千円であります。第九条では、繰越利益剰余金千百五十一万六千円を、減債積立金に百六十五万五千円、建設改良積立金に九百八十六万一千円処分しております。第十条は、たな卸資産の購入限度額を、九千三百五十三万四千円と定めております。 以上、ガス事業会計について御説明いたしました。よろしく御審議お願いします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第三十五号は建設委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一五 議案第三十六号特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(大和市郎君) 日程第一五、議案第三十六号特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 議案第三十六号について御説明いたします。本案は、市長、助役、収入役及び監査委員の給料額などを改正するための条例の一部改正であります。改正内容は、市長の給料を八十六万円から九十万二千円に、助役については六十八万二千円から七十一万五千円に、収入役については六十三万二千円から六十六万三千円に、監査委員については五十五万四千円から五十八万千円にそれぞれ改めるものでございます。次に、第五条の改正でありますが、給料の日割計算の算定基礎となる月の日数を議案第一号で提案しております「職員の勤務時間に関する条例第二条第三項に規定する勤務を要しない日」に改正するもので、従来の日曜日に、新たに土曜日を加えるものでございます。附則において、この条例は、平成六年四月一日から施行することにいたしております。なお、給料額については、能代市特別職報酬等審議会の答申に基づく改正でございます。この改正による所要額は二百八十四万一千円となります。よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第三十六号は総務委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一六 議案第三十七号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(大和市郎君) 日程第十六、議案第三十七号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 議案第三十七号について御説明いたします。本案は、議会の議員や各種委員会の委員等の報酬などの額を改定するための条例改正であります。改正の内容は、別表第一及び別表第二に掲げる非常勤特別職の報酬の額などを改正しようとするものであります。別表第一の委員は、法令等により設置されている委員で、別表第二に掲げている委員は、条例、規則等によって設置されている委員であります。次に、第四条の改正ですが、報酬の日割計算の算定基礎となる月の日数を、議案第一号で提案しております職員の勤務時間に関する条例第二条第三項に規定する勤務を要しない日、土曜日、日曜日を差し引いた日数と明文化しておるものであります。附則第一項において、この条例は、平成六年四月一日から施行するものであります。附則第二項では、議案第三号で提案中の能代市廃棄物の減量及び処理に関する条例、附則第三項中、廃棄物減量等推進審議会委員の日額報酬を七月一日からの施行にあわせ「六千六百円」から「六千九百円」に改めるものでございます。なお、この議員の報酬額については、能代市特別職報酬等審議会において答申を受けた改正案であります。また、この条例改正による所要額は千四百三万三千円となります。よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第三十七号は総務委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一七 議案第三十八号能代市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(大和市郎君) 日程第十七、議案第三十八号能代市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 議案第三十八号について御説明いたします。本案は、能代市消防団員の報酬の額などについて改正するための条例の一部改正であります。第十二条は団員の報酬について定めておりますが、団長については年額「八万七千円」から「九万千円」に、副団長については「五万九千円」から「六万二千円」に、分団長については「四万四千円」から「四万六千円」に、副分団長については「三万二千円」から「三万三千五百円」に、部長については「二万二千円」から「二万三千円」に、班長については「二万円」から「二万千円」に、団員については「一万八千円」から「一万九千円」にそれぞれ改めるものでございます。機関係加給については年額「五千円」から「五千二百円」に改めるものでございます。次に、第十三条は費用弁償の改正でありまして、火災などの出動や警戒及び訓練に出動した場合の費用弁償を一回につき「三千五百円」から「三千七百円」に改めるものでございます。附則において、この条例は、平成六年四月一日から施行することにいたしております。この条例改正による所要額は百五十七万五千円となります。よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第三十八号は総務委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一八 議案第三十九号教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(大和市郎君) 日程第一八、議案第三十九号教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 議案第三十九号について御説明いたします。本案は、教育長の給料額を改正するための条例の一部改正であります。第二条は、教育長の給料月額を定めている条文でありますが、「六十三万二千円」から「六十六万三千円」に改めるものでございます。附則において、この条例は、平成六年四月一日から施行することにいたしております。この条例改正による所要額は六十三万九千円となります。よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第三十九号は文教民生委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第一九 議案第四十号能代市中小企業融資斡旋に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(大和市郎君) 日程第一九、議案第四十号能代市中小企業融資斡旋に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。伊勢産業部長。 ◎産業部長(伊勢勇君) 議案第四十号について御説明いたします。本案は、能代市中小企業融資斡旋に関する条例の一部を次のように改正しようとするものであります。これは融資斡旋限度額の引き上げと貸し付け期間の延長をするものでありまして、第三条では、融資斡旋の限度額を定めておりますが、これまでの融資斡旋の最高限度額を「五百万円」から「七百万円」に、貸し付け期間を「五年以内」から「七年以内」に改めるものであります。附則において、この条例の施行期日を、平成六年四月一日からとしているほか、経過措置として、この条例による改正後の規定は、施行日以後の融資斡旋の申請があったものについて適用し、施行日前のものについては、なお従前の例によるものとしております。よろしくお願いします。 ○議長(大和市郎君) 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第四十号は産業経済委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第二〇 議案第四十一号平成六年度能代市一般会計補正予算 ○議長(大和市郎君) 日程第二〇、議案第四十一号平成六年度能代市一般会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 議案第四十一号について御説明いたします。平成六年度能代市一般会計補正予算は第一号になります。第一条では、歳入歳出予算の総額にそれぞれ千八百八十七万三千円を追加し、歳入歳出の総額を百八十億四千三百八十七万三千円と定めております。それでは内容を御説明いたします。歳入では、六款地方交付税は千八百二十四万三千円、一項も同額計上であります。これは普通交付税分を追加計上いたしました。 十款国庫支出金は三十一万六千円の追加で、一項国庫負担金は二十九万七千円、これは保健事業費の歳出に補助金が受けられるので計上いたしております。二項国庫補助金は一万九千円であります。これは保健事業費に対する分一万七千円と、地域保健対策推進に要する補助として二千円、合わせて一万九千円の計上であります。 十一款県支出金は三十一万四千円の追加で、一項県負担金は二十九万七千円、これは国庫補助金同様の趣旨で補助を受けることにいたしております。県補助金は一万七千円、これも国庫補助金と同様であります。 次に、歳出でありますが、先ほどの議案三十六号、三十七号、三十八号、三十九号の条例の改正に基づいて予算措置したのもでございます。 一款議会費は八百八十七万三千円、一項も同額計上でありまして、議員報酬等の改正による必要経費であります。 二款総務費は三百九十四万一千円、一項総務管理費は三百二十六万六千円、これは特別職人件費三人分、産業医報酬、行政協力員等報酬の改正に必要な経費であります。また公平委員、あるいは交通指導員、市史編さん委員報酬のほか、諸費の中には消費生活相談員、交通運輸対策協議委員報酬改定分、広域市町村圏組合に対する産業医分の負担金を計上いたしました。二項徴税費は四千円で、これは固定資産評価審査委員、特別土地保有税審議委員の改定分であります。四項選挙費は九万六千円で、選挙管理委員の報酬改定分、六項監査委員費は、常勤監査委員の報酬改定分であります。 三款民生費は二十八万二千円の追加で、一項社会福祉費は四万二千円で、民生委員推薦委員報酬、嘱託医の報酬改定分、二項児童福祉費は二十万四千円でありまして、家庭相談員、嘱託医の報酬改定分、三項生活保護費は三万六千円で、嘱託医の報酬改定分であります。 四款衛生費は百二十五万七千円で、一項保健衛生費は百二十万三千円で、保健センター運営委員の報酬改定分などであります。二項国民健康保険費は一万八千円で、国民健康保険事業特別会計に対する繰り出しで、国民健康保険運営協議会委員報酬の改正分の計上であります。三項清掃費は三万六千円で、廃棄物減量等推進審議会委員の報酬であります。 五款労働費は七万二千円で、二項労働施設費は一万二千円で、勤労青少年ホーム運営委員報酬、働く婦人の家運営委員報酬、三項労働諸費は六万円の追加で、地元就職推進員委託料であります。 六款農林水産業費は九十二万三千円の追加で、一項も同額計上、これは農業協同班長、農業委員、及び農業技術センター運営委員等の報酬であります。八款土木費は七万九千円、五項都市計画費は二万一千円で、区画整理審議委員等報酬、六項住宅費は五万八千円で、市営住宅管理人報酬であります。 九款消防費は百五十八万五千円で、一項も同額、消防一部事務組合に対する負担金で産業医に対する改定分の計上、及び消防団員報酬、訓練等費用弁償、水防訓練費用弁償であります。 十款教育費は百八十六万一千円で、一項教育総務費は七十九万八千円でありますが、教育委員報酬、教育長の給料、奨学選考委員報酬等であます。二項の小学校費は五十万三千円で、学校医等報酬、三項中学校費は二十四万一千円で、学校医等報酬、四項高等学校費は五万円で、学校医等報酬、六項社会教育費は二十四万二千円で、社会教育委員報酬、社会教育指導員報酬、文化財保護審議委員報酬、青少年問題協議委員報酬、公民館運営審議委員報酬、公民館協力員報酬、文化会館運営協議委員報酬、図書館協議委員報酬、子ども館運営協議委員報酬であります。七項保健体育費は二万七千円で、体育指導委員報酬であります。以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(大和市郎君) これより逐条質疑を行います。 まず、条文及び歳入全部について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出第一款議会費、第二款総務費について質疑を行います。七番畠山一男君。 ◆七番(畠山一男君) 一項総務管理費、一般管理費の関係でありますけれども、行政協力員等報酬というのは、これは各自治会から選ばれて市長が委嘱をしている行政協力員の関係でありますね。四十五万四千円の予算を盛っているわけでありますけれども、この行政協力員等という形でついておりますが、私の知っている範囲では能代市で二百五十五の自治会があるわけでありますけれども、そのうち六つばかりが行政協力員、これ市長から委嘱されているわけなんですが、それでこの「等」というのは、つまり残り二百四十九の自治会長が行政、つまり協力委員も兼務をしている、そのために計上された予算だというふうな理解の仕方でよろしいのでしょうか。 ○議長(大和市郎君) 桜田総務部長。 ◎総務部長(桜田栄一君) 御質問のとおり、行政協力員の方々の改正分でありまして、積算は六千六百円から六千九百円に改定した分、二百五十五人、一年間分、その基本額はそうでありますが、世帯割については四百円から四百二十円、一万八千八百三十世帯を見込んでの計上であります。あと自治会長を兼ねている行政協力員もおりますけども、行政協力員としての改定分であります。 ○議長(大和市郎君) 他に質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第三款民生費、第四款衛生費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第五款労働費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第六款農林水産業費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第八款土木費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第九款消防費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 次に、第十款教育費について質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第四十一号平成六年度能代市一般会計補正予算中、条文及び歳入全部と歳出第一款議会費、第二款総務費は総務委員会に、第三款民生費、第四款衛生費は文教民生委員会に、第五款労働費中、第二項労働施設費は文教民生委員会に、第三項労働諸費は産業経済委員会に、第六款農林水産業費は産業経済委員会に、第八款土木費は建設委員会に、第九款消防費は総務委員会に、第十款教育費は文教民生委員会にそれぞれ付託いたします。    --------------------------- △日程第二一 議案第四十二号平成六年度能代市浅内財産区特別会計補正予算外三件 ○議長(大和市郎君) 日程第二一、議案第四十二号平成六年度能代市浅内財産区特別会計補正予算、日程第二二、議案第四十三号平成六年度能代市常盤財産区特別会計補正予算、日程第二三、議案第四十四号平成六年度能代市鶴形財産区特別会計補正予算、日程第二四、議案第四十五号平成六年度能代市檜山財産区特別会計補正予算、以上の四案を一括議題といたします。当局の説明を求めます。          (「説明省略」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第四十二号、議案第四十三号、議案第四十四号、議案第四十五号は総務委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第二五 議案第四十六号平成六年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算 ○議長(大和市郎君) 日程第二五、議案第四十六号平成六年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。          (「説明省略」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 御異議なしと認め、説明を省略いしたます。 質疑を行います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。よって、議案第四十六号は文教民生委員会に付託いたします。    --------------------------- △日程第二六 請願陳情 ○議長(大和市郎君) 日程第二六、請願陳情でありますが、本定例会で受理した請願陳情は、お手元に配付の文書表のとおり整理番号第九十九号から第百三号までの五件であります。以上の五件は、それぞれの所管委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。    --------------------------- ○議長(大和市郎君) 本日はこれをもって散会いたします。 明十九日から二十一日までは休会、二十二日から二十四日までは各常任委員会、二十五日から二十八日までは休会とし、二十九日定刻午前十時より本会議を再開いたします。                      午後四時十六分   散会...